特許
J-GLOBAL ID:200903008243052242

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-091135
公開番号(公開出願番号):特開平10-281277
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 第1の変速動作中に第2の変速が判断される場合、変速ショックの発生を防止すると共に、変速時間の短縮化を図る。【解決手段】 第1の変速(4→3変速)制御中、第2の変速段(2速)への変速が判断される場合、該判断時点での係合側となる第4のブレーキ用油圧により第1の変速の進捗状況が判断される。該進捗状況が早い段階にある場合、第1の変速を中止して直接第2の変速段への変速制御(4→2変速)を行う(第1の変速パターン)。進捗状況が進んだ段階にある場合、そのまま第1の変速制御を続けて、該第1の変速制御終了後第2の変速段への制御(3→2変速)を行う(第2の変速パターン)。パワーオフの場合、進捗状況に拘らず、第2の変速パターンを行う。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸からの動力が入力される入力軸と車輪に連結される出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、所定の油圧サーボを調圧する調圧手段と、該調圧手段に制御信号を出力する制御部と、を備えてなる自動変速機の変速制御装置において、前記制御部は、第1の変速制御中に第2の変速が判断される場合、該第2の変速判断時における前記第1の変速の進捗状況を判断する進捗状況判断手段と、該進捗状況判断手段の判断に基づき、前記第2の変速を、第1の変速動作を中止して該第2の変速により達成される変速段へ直接変速する第1の変速パターンと、第1の変速動作の終了後該第2の変速により達成される変速段に変速する第2の変速パターンとに選択する選択手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:68
引用特許:
出願人引用 (3件)

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