特許
J-GLOBAL ID:200903008245361730

内燃機関のEGRガス流量推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大庭 咲夫 ,  加藤 慎治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-320406
公開番号(公開出願番号):特開2004-156458
出願日: 2002年11月01日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】EGR制御弁を介して吸気通路に流入するEGRガスの流量を、EGRガスとEGR通路間の管摩擦分を考慮することにより精度良く推定することができる内燃機関のEGRガス流量推定装置を提供すること【解決手段】本装置は、機関の排気通路と吸気通路とに接続された排気還流管と、同排気還流管に介装された絞り部を有するEGR制御弁とを備えた内燃機関のEGRガス流量推定装置である。本装置は、排気圧力をPex、吸気圧をPb、絞り部の有効開口面積をAegr、EGRガスの密度をρa、EGRガスの比熱比をκとするとき、Gegr0=Aegr・(2・Pex・ρa)1/2・Φ、Φ=(((κ/(κ-1))・((Pb/Pex)2/κ-(Pb/Pex)(1+1/κ)))1/2なる一般式により暫定EGRガス流量Gegr0を推定する。そして、差圧(Pex-Pb)に応じる補正値dPgainを暫定EGRガス流量Gegr0に乗じて吸気通路に流入するEGRガス流量Gegrを推定する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路と吸気通路とに接続された排気還流管と、同排気還流管に介装され同排気還流管内を流れるEGRガスの流量を制御するための絞り部を有するEGR制御弁とを備えた内燃機関のEGRガス流量推定装置であって、 前記EGR制御弁の上流側におけるEGRガスの圧力を上流側ガス圧力として取得する上流側ガス圧力取得手段と、 前記EGR制御弁の下流側におけるガスの圧力を下流側ガス圧力として取得する下流側ガス圧力取得手段と、 圧縮性流体が絞り部を通過する場合の同圧縮性流体の絞り部通過流量を同絞り部直前の上流側における同圧縮性流体の圧力及び同絞り部直後の下流側における同圧縮性流体の圧力とに基いて表す一般式を用いて、前記EGR制御弁を通過するEGRガスの流量を暫定EGRガス流量として推定する手段であり、同絞り部直前の上流側における同圧縮性流体の圧力として前記取得された上流側ガス圧力を採用するとともに、同絞り部直後の下流側における同圧縮性流体の圧力として前記取得された下流側ガス圧力を採用することで同暫定EGRガス流量を推定する暫定EGRガス流量推定手段と、 前記推定された暫定EGRガス流量に含まれる前記排気還流管と前記EGRガスとの間の管摩擦に起因する誤差を補正することにより前記排気還流管から前記吸気通路に流入するEGRガスの流量を推定するEGRガス流量推定手段と、 を備えた内燃機関のEGRガス流量推定装置。
IPC (2件):
F02M25/07 ,  F02D45/00
FI (5件):
F02M25/07 550E ,  F02D45/00 312Z ,  F02D45/00 364B ,  F02D45/00 364D ,  F02D45/00 368S
Fターム (35件):
3G062AA01 ,  3G062AA05 ,  3G062EA10 ,  3G062EB16 ,  3G062FA04 ,  3G062FA05 ,  3G062FA13 ,  3G062GA01 ,  3G062GA02 ,  3G062GA04 ,  3G062GA06 ,  3G062GA08 ,  3G062GA12 ,  3G062GA14 ,  3G062GA23 ,  3G084AA01 ,  3G084BA18 ,  3G084BA20 ,  3G084DA04 ,  3G084DA10 ,  3G084DA20 ,  3G084DA25 ,  3G084EA02 ,  3G084EA05 ,  3G084EA11 ,  3G084EB02 ,  3G084EB06 ,  3G084EB08 ,  3G084FA02 ,  3G084FA07 ,  3G084FA10 ,  3G084FA11 ,  3G084FA12 ,  3G084FA20 ,  3G084FA33
引用特許:
審査官引用 (2件)

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