特許

J-GLOBAL ID：200903008289795223

画像読取装置

発明者： 大橋 理人
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 柏木 明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-094428
公開番号（公開出願番号）：特開平11-298653
出願日： 1998年04月07日
公開日（公表日）： 1999年10月29日
要約：

【要約】【課題】 キャリッジを駆動するためのワイヤプーリの径の選択や配置が自由であってワイヤが摩耗しにくい画像読取装置を得る。【解決手段】 第一及び第二キャリッジ5,6をスライド自在に支持するレール4の両端近傍にアイドラプーリ18,19を設ける。これらのアイドラプーリ18,19は、第二キャリッジ6の一端に備えられた二溝プーリ8のワイヤ掛け面のスライド方向に平行な接線を接線とするワイヤ掛け面を有し、このワイヤ掛け面の他の接線がワイヤプーリ11のワイヤ巻取面に接するように、二溝プーリ8及びワイヤプーリ11に対して傾斜して取り付ける。これにより、ワイヤ21はアイドラプーリ18,19の接線に沿って掛け回され、ワイヤ21に過負荷がかからない。

請求項（抜粋）：

装置内に固定的に設けられ画像を読み取るイメージセンサと、画像を読み取られる原稿に光を照射する発光部を備える第一キャリッジと、原稿からの反射光をイメージセンサへ導くミラーを備える第二キャリッジと、第二キャリッジの長手方向を回転軸心として第二キャリッジの一端に回転自在に取り付けられた二溝プーリと、第一キャリッジの一端部及び第二キャリッジの一端部を略水平方向にスライド自在に支持するレールと、レールに平行に設けられ第一キャリッジの他端部及び第二キャリッジの他端部を貫通していて第一キャリッジの他端部及び第二キャリッジの他端部がスライド自在であるガイドロッドと、第一キャリッジ及び第二キャリッジをスライドさせる駆動力を発するモータと、回転軸が第一キャリッジ及び第二キャリッジの長手方向に平行であってモータの駆動力が伝達されることにより回転し、ワイヤ巻き付け面の上端及び下端の高さが二溝プーリの上端及び下端の高さと異なるワイヤプーリと、ワイヤプーリの回転動作を第一キャリッジ及び第二キャリッジのスライド動作に変換するとともに第二キャリッジが第一キャリッジと同方向に半分の速度でスライドするように掛け廻されたワイヤと、ワイヤプーリがワイヤを巻き解く際にワイヤを弛ませないためのテンションをワイヤに与えるスプリングと、レールの両端の近傍に設けられ、二溝プーリのワイヤ掛け面のスライド方向に平行な接線を接線とするワイヤ掛け面を有し、このワイヤ掛け面の他の接線がワイヤプーリのワイヤ巻取面に接するように、ワイヤプーリ及び二溝プーリに対して傾斜して取り付けられたアイドラプーリと、を備える画像読取装置。

IPC (2件)：

H04N 1/00 ,  H04N 1/04

FI (2件)：

H04N 1/00 D ,  H04N 1/04 Z

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 画像読取装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-078980   出願人：株式会社リコー

審査官引用 (1件)

• 画像読取装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-078980   出願人：株式会社リコー