特許
J-GLOBAL ID:200903008328911058

石灰化陰影組織学的分類方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 登
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-303258
公開番号(公開出願番号):特開2005-066194
出願日: 2003年08月27日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】乳房X線写真における局在した微小石灰化陰影の組織学的分類の可能性を定量的に解析し、その値を客観的な判断材料として放射線科医に提示することにより、治療方針の決定支援を行うためのコンピュータ支援診断システムの利用に供される石灰化陰影組織学的分類方法を提供すること。【解決手段】経験のある放射線科医が組織学的分類を推定するときに使用する5つの主観的な特徴量を正確に定量化した5つの客観的な特徴量を決定し、これら5つの客観的な特徴量を入力したベイズ識別機によって石灰化陰影を5つの組織学的分類に識別する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
乳房X線写真において局在する石灰化陰影を組織学的に分類するためのベイズ識別機を用いた石灰化陰影組織学的分類方法であって、前記局在する石灰化陰影の抽出とそれら石灰化陰影の分布により特定されるクラスター領域の決定をするとともに、前記石灰化陰影の大小不揃いの特徴量を定量化するために前記クラスター領域に存在する各石灰化陰影間の面積の変動係数から該特徴量を抽出し、更に前記石灰化陰影の濃淡不揃いの特徴量を定量化するために前記クラスター領域に存在する各石灰化陰影間の濃度値の標準偏差から該特徴量を抽出し、更に前記石灰化陰影の形状の歪さの特徴量を定量化するために前記クラスター領域内に存在する各石灰化陰影をその重心から複数の領域に分割するとともにそれら分割された各領域において前記重心からの距離の最大値及び最小値の標準偏差から該特徴量を抽出し、更に前記石灰化陰影の分布の区域型の広がりの特徴量を定量化するために前記クラスター領域をその重心から複数の領域に分割するとともにそれら分割された各領域において前記重心からの距離の最大値及び最小値の標準偏差から該特徴量を抽出し、更に前記石灰化陰影の分布の乳頭方向への広がりの特徴量を定量化するために前記クラスター領域の重心と前記乳頭の重心を結ぶ主線とそのクラスター領域に存在する各石灰化陰影の重心からその主線までの距離の平均と、前記クラスター領域の重心を通って前記主線と直行する副線とクラスター領域に存在する各石灰化陰影の重心からその副線までの距離の平均との比率から該特徴量を抽出して、これら抽出した5つの特徴量を前記ベイズ識別機の入力データとすることを特徴とする石灰化陰影組織学的分類方法。
IPC (3件):
A61B6/00 ,  G06T1/00 ,  G06T7/00
FI (4件):
A61B6/00 350Z ,  G06T1/00 290A ,  G06T7/00 300F ,  A61B6/00 350D
Fターム (31件):
4C093AA26 ,  4C093CA18 ,  4C093DA06 ,  4C093FF17 ,  4C093FF18 ,  4C093FF19 ,  4C093FF20 ,  5B057AA07 ,  5B057BA03 ,  5B057CA02 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CE06 ,  5B057CE12 ,  5B057DA12 ,  5B057DB02 ,  5B057DB05 ,  5B057DB09 ,  5B057DC03 ,  5B057DC04 ,  5B057DC06 ,  5B057DC22 ,  5L096BA06 ,  5L096BA13 ,  5L096CA02 ,  5L096FA33 ,  5L096FA59 ,  5L096FA60 ,  5L096JA11 ,  5L096MA07
引用特許:
出願人引用 (2件)

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