特許
J-GLOBAL ID:200903008387814040

既設構築物の耐震補強工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 隆二 ,  元井 成幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-078338
公開番号(公開出願番号):特開2006-257781
出願日: 2005年03月18日
公開日(公表日): 2006年09月28日
要約:
【課題】 既設構築物に形成した開口部内面に略枠状の耐震補強フレームを設置し、そのフレーム周縁部の両側外面に配置した型枠の開口部内面側を間隔保持部材で所定の間隔に保持すると共に、上記フレームと開口部内面および型枠とで囲まれた固結材充填領域内に固結材を充填固化させる耐震補強工法において、型枠と間隔保持部材とを所定の位置に簡単・確実に配置固定できるようにする。【解決手段】上記のような耐震補強工法において、間隔保持部材は所定長さの帯板材の両端部に略U字状の凹溝を上記帯板材の長手方向と略直角方向に設けてなり、その一方の凹溝の外側の折曲片を他方の凹溝の外側の折曲片よりも長く形成し、その長い折曲片と、その内側に凹溝を挟んで対向形成した切り起し片との間の一方の型枠を先に挿入嵌合したのち、他方の型枠を他方の凹溝に挿入嵌合するようにしたことを特徴とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
耐震補強すべき既設構築物に形成した開口部の内面にアンカーボルトを植設すると共に、上記開口部内に、外周面に多数のスタッドボルトを植設した略枠状の耐震補強フレームを設置し、そのフレーム周縁部の両側外面に該フレームと上記開口部内面との間の隙間を塞ぐようにして型枠を配置し、その両型枠の開口部内面側を間隔保持部材で所定の間隔に保持すると共に、上記耐震補強フレームと開口部内面および上記両型枠とで囲まれた固結材充填領域内に、上記アンカーボルトおよびスタッドボルトを埋設するようにして固結材を充填して固化させる耐震補強工法において、 上記間隔保持部材は所定長さの帯板材の両端部にそれぞれ上記両型枠挿入用の略U字状の凹溝を上記帯板材の長手方向と略直角方向に設けてなり、その一方の凹溝の外側の折曲片を他方の凹溝の外側の折曲片よりも長く形成すると共に、その長い折曲片の内側に上記凹溝を挟んで対向する切り起し片を形成し、その切り起し片と上記の長い折曲片との間の凹溝内に、上記両型枠のうちのいずれか一方の型枠を先に挿入嵌合したのち、他方の型枠を上記他方の凹溝に挿入嵌合するようにしたことを特徴とする耐震補強工法。
IPC (2件):
E04G 23/02 ,  E04B 2/56
FI (2件):
E04G23/02 E ,  E04B2/56 642H
Fターム (4件):
2E002MA09 ,  2E002MA12 ,  2E176AA01 ,  2E176BB28
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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