特許
J-GLOBAL ID:200903008423975349
胃瘻造設用カテーテル・キット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
来栖 和則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-428847
公開番号(公開出願番号):特開2005-185400
出願日: 2003年12月25日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】生体の胃瘻を造設するために用いられるカテーテル・キットであって、生体のうちの胃瘻造設部位の細菌感染を軽減しつつプッシュ法またはプル法を改善された使い勝手のもとに実施することが可能なものを提供する。【解決手段】栄養を体外から胃18内に導入するチューブ12と、そのチューブをそれの外側から被覆する筒状のシース14とが、生体の口腔54を経て胃18内に一緒に挿入される。シースが挿入限度位置に達した後にチューブを単独で前進させようとすると、シースの先端部46がチューブの先端部28によって破断され、その後はチューブが単独で前進して胃瘻造設部位に接近する。したがって、シースが挿入限度位置に達するまでは、そのシースにより、チューブに生体の細菌が付着することが防止され、よって、そのチューブが胃瘻造設部位に到達して接触しても、胃瘻造設部位が細菌によって感染せずに済む。【選択図】図7
請求項(抜粋):
栄養を体外から胃内に導入するために使用される胃瘻を生体に造設するための胃瘻造設用カテーテル・キットであって、
前記栄養を体外から胃内に導入する栄養通路が内部に形成されたチューブであって、前記生体の口腔を経て胃内に挿入された後、前記胃瘻の造設に先立って前記生体のうちその胃瘻造設予定部位に前記生体の腹壁と胃壁とを一緒に貫通する状態で形成された貫通孔に挿入されて設置されるものと、
そのチューブをそれの外側から被覆する筒状のシースであって、前記チューブと共に前記生体の口腔を経て体内に挿入され、かつ、体内への挿入限度位置を規定するシース・ストッパを有するものと
を含み、かつ、
前記シースが前記挿入限度位置に達した後に前記チューブが単独で前記貫通孔に接近させられることに伴ってそのチューブの前記シースに対する軸方向相対変位が発生し、その軸方向相対変位により、前記シースのうち前記チューブの胃側端部に対向する部分を破断する破断部が前記チューブの胃側端部に形成された胃瘻造設用カテーテル・キット。
IPC (4件):
A61J15/00
, A61B19/02
, A61M25/00
, A61M25/08
FI (4件):
A61J15/00 Z
, A61B19/02 505
, A61M25/00 306Z
, A61M25/00 450N
Fターム (15件):
4C167AA04
, 4C167AA40
, 4C167AA75
, 4C167BB02
, 4C167BB03
, 4C167BB04
, 4C167BB26
, 4C167CC20
, 4C167FF01
, 4C167FF03
, 4C167GG03
, 4C167GG05
, 4C167GG06
, 4C167HH08
, 4C167HH10
引用特許:
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