特許
J-GLOBAL ID:200903008425380385

無段変速機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300199
公開番号(公開出願番号):特開平10-141458
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 簡素かつ低コストな構成で最低限の走行機能を確保する無段変速機制御装置を提供する。【解決手段】 電磁弁12の制御出力ポート油路53から分岐した油路56はフェイルセーフ弁13へ導かれ、油路57から分岐された油路58の圧力に応じて油路69の圧力が制御される。また、油路57の圧力はプライマリ圧制御弁19に導入され、油路80および油路57の圧力によって油路68の圧力が制御される。電磁弁12の出力圧が規定値を下回って故障した場合、フェイルセーフ弁13は右方の位置へ切り換わり、油路57および80には電磁弁12および11を迂回した油路55および油路51の圧力が連通される。その結果、プライマリ圧およびセカンダリ圧は最大値に制御されるので大きいトルクを伝達することができる。したがって、フェイル時、実走行上ほとんど支障のないベルト張力を確保することができ、最低限の走行機能を確保することができる。
請求項(抜粋):
駆動軸に連結される第1プーリと、従動軸に連結される第2プーリと、前記第1プーリと前記第2プーリに巻き付けられて動力を伝達する伝達ベルトと、前記第1および第2プーリの伝達ベルト挟み力を制御する第1および第2ピストンとを備え、前記伝達ベルトの前記第1および第2プーリ巻付径を変化させて、前記駆動軸と前記従動軸との変速比と、前記伝達ベルトの張力とを制御する無段変速機において、前記駆動軸から入力されるトルクに応じて調節される第1圧力を発生する第1圧力発生手段と、前記変速比の目標値に応じて調節される第2圧力を発生する第2圧力発生手段と、前記第1および第2圧力発生手段を迂回し、前記第1および第2ピストンに圧力を供給するバイパス弁とを有し、前記第2圧力が所定値より低くなったとき、前記バイパス弁により前記第1および第2ピストンに圧力を供給することを特徴とする無段変速機制御装置。
IPC (3件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 9/00 K ,  F16H 61/12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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