特許
J-GLOBAL ID:200903008452591029

雑音除去装置及び雑音除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-111733
公開番号(公開出願番号):特開2003-308092
出願日: 2002年04月15日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 従来の雑音除去装置は雑音区間に一定周期毎に発生する非定常雑音の混入、雑音の変動が大きく定常的な雑音区間が少ない、雑音区間が十分な長さを取れない等では、推定雑音パワースペクトルと実際の音声重畳雑音パワースペクトルとの推定誤差が大きくなり、正確に雑音除去できない。【解決手段】 雑音区間における周期的な非定常雑音の周期を学習し、雑音周期メモリに記憶するその後音声区間において当該処理フレームが雑音周期と重なるかどうかを判定し、重なる場合には雑音重畳音声パワースペクトルから前記非定常雑音モデルに係る雑音パワースペクトルを除去することで、一定周期毎に発生する非定常雑音下でも正確な雑音除去を行う。
請求項(抜粋):
雑音重畳音声信号を入力し、雑音重畳音声パワースペクトルを時系列として出力する音響分析手段と、前記音響分析手段から出力される雑音重畳音声パワースペクトルから音声区間か雑音区間かを判定する音声区間判定手段と、予め学習した複数の雑音モデルを記憶する標準雑音モデルメモリと、前記音声区間判定手段が雑音区間と判定した場合に、前記標準雑音モデルメモリに記憶されている標準雑音モデルと前記音響分析手段から出力される雑音パワースペクトルとの照合を行い,各時刻における標準雑音モデルを選択する雑音照合手段と、前記雑音照合手段から出力される標準雑音モデルの列をもとに,周期性をもつ周期性雑音モデルとその周期性を決定する雑音周期決定手段と、前記雑音周期決定手段から出力される周期性雑音モデルとその出現時刻並びに周期性雑音モデル以外でもっとも頻繁に出現する最頻雑音モデルを記憶する雑音周期メモリと、前記音声区間判定手段が音声区間と判定した場合に、その時刻が周期性雑音が出現する時刻と一致するかどうかを判定し、一致する場合には周期性雑音モデルを、そうでない場合には最頻雑音モデルを出力する雑音モデル選択手段と、前記音響分析手段から出力される雑音重畳音声パワースペクトルから、前記標準雑音モデルメモリに記憶されている前記雑音モデル選択手段が出力した周期性雑音モデルまたは最頻雑音モデルに係るパワースペクトルを減算し、雑音除去音声パワースペクトルを出力する雑音除去手段とを備えることを特徴とする雑音除去装置
IPC (5件):
G10L 15/20 ,  G10L 11/02 ,  G10L 15/04 ,  G10L 15/14 ,  G10L 21/02
FI (4件):
G10L 3/02 301 D ,  G10L 3/00 513 A ,  G10L 3/00 535 Z ,  G10L 3/00 531 Q
Fターム (2件):
5D015AA06 ,  5D015EE05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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