特許
J-GLOBAL ID:200903008454900975
高強度銅合金の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
並川 啓志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-072761
公開番号(公開出願番号):特開平6-264202
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】Ti,Cr,Zr,Fe,NiおよびCuからなる組成と製造方法を特定することにより、高強度銅合金を開発する。【構成】Ti2.0〜5.0wt%、Cr0.01〜0.6wt%、Zr0.01〜0.2wt%、Fe0.01〜0.3wt%、Ni0.01〜0.3wt%を含有し、残部がCu及び不可避的不純物からなる銅合金を、800〜950°Cの温度に加熱して冷却する溶体化処理後、冷間圧延を行ない、350〜500°Cの温度で時効析出処理後、さらに加工度20〜90%で最終冷間圧延後、200〜500°Cの温度で熱処理をすることを特徴とする高強度銅合金の製造方法である。【効果】Cu-Ti合金系に、Cr,Zrを添加することで主に強度の改善を図り、Fe,Niを添加することで主に導電性の改善を図った。この銅合金を溶体化処理、冷間圧延、時効析出処理を行なった後に、20〜90%の加工度で最終冷間圧延をし、200〜500°Cの温度で熱処理することで、高強度を得ることができる。
請求項(抜粋):
Ti 2.0〜5.0wt%、Cr 0.01〜0.6wt%、Zr 0.01〜0.2wt%、Fe 0.01〜0.3wt%、Ni 0.01〜0.3wt%を含有し、残部がCu及び不可避的不純物からなる銅合金を、800〜950°Cの温度に加熱して冷却する溶体化処理後、冷間圧延を行ない、350〜500°Cの温度で時効析出処理後、さらに加工度20〜90%で最終冷間圧延後、200〜500°Cの温度で熱処理をすることを特徴とする高強度銅合金の製造方法。
IPC (2件):
引用特許:
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