特許
J-GLOBAL ID:200903008469312913

水処理プロセスにおける凝集剤注入制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-341044
公開番号(公開出願番号):特開平11-169887
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】溶存リンの連続計測によらず、下水活性汚泥プロセスのリン除去能力を適正に補完する凝集剤の注入制御方式を提供する。【解決手段】嫌気槽20、好気槽21からなる生物反応槽の出口付近に、リン除去用の凝集剤注入装置150を設置している。嫌気槽20の流入下水の入口に設けたDO計200で、所定の周期で溶存酸素濃度(DO)を計測して、凝集剤制御装置300に送信する。リン除去判定部301は、流入水DOと生物反応層におけるリン除去率との一定関係(反比例)に基づいて、滞留時間後のリン除去率を算出し、判定しきい値302以下のときリン除去不良と判定する。凝集剤注入制御部310は、リン除去不良の判定を受け取ると、単位処理水流量当たりの基準凝集剤量311と処理水量(Qi+Qr)に基づいて注入量を決定し、生物反応槽の滞留時間後に、凝集剤注入装置150を制御して凝集剤を注入する。
請求項(抜粋):
微生物を嫌気状態、次いで好気状態とする生物反応槽の水処理プロセスで、流入水中の溶解性リンを過剰摂取して放流水のリンを除去する方法において、流入水中の溶存酸素濃度(DO)と生物学的リン除去能力を示すリン除去率の所定関係に基づいて、サンプリング時毎に計測した流入水のDOからリン除去率を求め、この除去率が一定値以下となる場合に凝集剤を注入する間欠制御を行なうことを特徴とする水処理プロセスのリン除去方法。
IPC (4件):
C02F 3/30 ZAB ,  B01D 21/30 ,  C02F 1/52 ,  C02F 1/58 CDP
FI (4件):
C02F 3/30 ZAB C ,  B01D 21/30 A ,  C02F 1/52 Z ,  C02F 1/58 CDP R
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る