特許

J-GLOBAL ID：200903008514954190

状態空間のオンライン分節装置

発明者： 山川 宏 ,  岡田 浩之 ,  馬場 孝之
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 穂坂 和雄 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-368040
公開番号（公開出願番号）：特開2003-168102
出願日： 2001年12月03日
公開日（公表日）： 2003年06月13日
要約：

【要約】【課題】本発明は多層化された状態空間中において少ない遷移で移動できる近傍の状態をひとまとめにするセグメントと,セグメントを代表する状態であるランドマークの決定を状態遷移を行う過程で逐次行う状態空間のオンライン分節装置に関し,各セグメントの内部におけるランドマークへの距離が,ある一定の値以下になるようにオンライン学習で状態空間を分節化できることを目的とする。【解決手段】状態毎に指定されるランドマーク情報を集合として保持する状態テーブルと,状態空間の前向きの遷移に関する情報を保持するフォワードモデルと,現在の状態がランドマークとして登録されてない時に,状態テーブルとフォワードモデルを用いて現在の状態から予め設定した一定の深さの範囲のランドマークを探索し,最も近いランドマークの状態と距離を求めるランドマーク探索手段と,各手段を制御する分節制御手段とを備えるよう構成する。

請求項（抜粋）：

ある問題により定義された多層化された状態空間中において少ない遷移で移動できる近傍の状態をひとまとめにするセグメントと,セグメントを代表する状態であるランドマークの決定を,状態遷移を行う過程で逐次行う状態空間のオンライン分節装置において,状態毎に指定されるランドマーク情報を集合として保持する状態テーブルと,状態空間の前向きの遷移に関する情報を保持するフォワードモデルと,現在の状態がランドマークとして登録されてない時に,前記状態テーブルとフォワードモデルを用いて現在の状態から予め設定した一定の深さの範囲のランドマークを探索し,最も近いランドマークの状態と距離を求めるランドマーク探索手段と,前記状態テーブルから現在の状態に対応するランドマーク情報を判別して,登録されてないと前記ランドマーク探索手段による探索を行って,ランドマークが取得されると,当該取得されたランドマークを現在状態に対応するランドマークとして登録し,取得されないと現在の状態を新たなランドマークとして登録する制御を行う分節制御手段と,を備えることを特徴とする状態空間のオンライン分節装置。