特許
J-GLOBAL ID:200903008520717494

端-対-端遅延予測のための高速コンボルーション近似化方法及びシステム装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅 隆彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-397873
公開番号(公開出願番号):特開2002-135255
出願日: 2000年12月27日
公開日(公表日): 2002年05月10日
要約:
【要約】【課題】各ノードで分散的に遅延分布を求めて得た情報を利用して端-対-端遅延の予測を行う高速コンボルーション近似化方法及びシステム装置の提供。【解決手段】該当出力ポートを通るトラフィックの遅延分布を貯蔵する確率分布貯蔵装置(#1)502と、上流又は下流ノードから遅延情報を受ける確率分布貯蔵装置(#2)503と、制御器で高速コンボルーションされた結果が貯蔵される確率分布圧縮機(#2)511と、デルタ1計算ブロック504で計算されたΔとデルタ2ブロックに貯蔵されたΔ2 との最大公約数を計算する最小値計算ブロック507と、圧縮された遅延分布Px2’(i)及びPy2’(i)をコンボルーションするコンボルーション計算機508と、コンボルーション計算機508のコンボルーション結果とΔ’とを受けて、元来のスケールに復元してコンボルーション結果を貯蔵する確率分布貯蔵装置(#3)509とからなる特徴。
請求項(抜粋):
二つの遅延分布に対して高速コンボルーション近似機能を遂行する遅延分布処理器において、該当する出力ポートを通るセルの遅延分布を第1確率分布貯蔵装置に貯蔵する段階と、第2確率分布貯蔵装置で、上流ノード又は下流ノードから遅延情報の伝送を受ける段階と、第2確率分布圧縮機は、下流ノードから遅延情報を受ければ上流ノードに連結され、また上流ノードから遅延情報を受ければ下流ノードに連結される段階と、第2確率分布貯蔵装置で、隣接ノードからの遅延分布データ圧縮率の伝送を受けてデルタ2ブロックに転送する段階と、後記式(1)及び(2)によって計算された圧縮された遅延分布を貯蔵する段階と、第1確率分布貯蔵装置に入力された遅延分布を利用して、デルタ1計算ブロックでデータ圧縮率を計算する段階と、第1確率分布圧縮機で、前記デルタ1計算ブロックで計算された圧縮率で圧縮された遅延分布を生成して貯蔵する段階と、最小値計算ブロックで、前記デルタ1計算ブロックで計算された圧縮率とデルタ2ブロックで計算された圧縮率との最大公約数を計算する段階と、コンボルーション計算機で圧縮された遅延分布をコンボルーションする段階と、第3確率分布貯蔵装置で、前記コンボルーション計算機の結果と後記式(3)及び(4)によって元来のスケールに復元したコンボルーション結果とを貯蔵する段階と、前記コンボルーション結果をまた他の隣接ノードに再び伝達するために、デルタ3計算ブロックで、コンボルーション結果から得られた遅延分布のデータ圧縮率を計算する段階と、第2確率分布圧縮機で、前記デルタ3計算ブロックから伝送されたデータ圧縮率を用いて、前記式(1)及び(2)によって遅延分布を圧縮する段階と、データ圧縮率と圧縮された累積遅延分布とを次の隣接ノードに伝達する段階と、を含む、ことを特徴とする端-対-端遅延予測のための高速コンボルーション近似化方法。【数1】
Fターム (16件):
5K030GA14 ,  5K030HA10 ,  5K030HB11 ,  5K030HB16 ,  5K030HB29 ,  5K030JA10 ,  5K030JL07 ,  5K030KA01 ,  5K030KA05 ,  5K030KX30 ,  5K030LA07 ,  5K030LB05 ,  5K030LC08 ,  5K030MA04 ,  5K030MB03 ,  5K030MB06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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