特許
J-GLOBAL ID:200903008584031189
クイックコネクタ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-083747
公開番号(公開出願番号):特開2007-255669
出願日: 2006年03月24日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】リテーナを軸直角方向の後退位置から押込位置まで押し込む際に、リテーナが途中で停止して半嵌まり状態となることを防止でき、相手パイプと配管用チューブとの接続作業後にリテーナがコネクタ本体から外れてしまうのを確実に防止することのできるクイックコネクタを提供する。【解決手段】リテーナ18をコネクタ本体のリテーナ保持部22に軸直角方向の押込位置まで押し込んで相手パイプを抜止状態にロックするクイックコネクタにおいて、リテーナ18の爪48を押込方向にガイドするガイド面62の形状を、軸直角方向の中間部位に頂部Pを有する山形状となし、押込みの際に爪48が頂部Pに至るまでは弾性脚46の弾性力をリテーナ18に対して後退位置に戻す方向の付勢力として作用させる一方、頂部Pを乗り越えてからは弾性脚46の弾性力をリテーナ18に対し押込位置に押す向きの付勢力として作用させるようにする。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
(A)軸方向の一方の側に配管用チューブの接続部を有するとともに、軸方向の他方の側にリテーナ保持部を備えたコネクタハウジングを有する筒状のコネクタ本体と、(B)該リテーナ保持部に対して軸直角方向に装着され、該軸直角方向の後退位置で、外周面に環状に突出した鍔状部を有する相手パイプを前記コネクタハウジングに対して接続位置まで挿入可能とするとともに、軸直角方向の嵌込完了位置である押込位置で該相手パイプを抜止状態にロックするリテーナと、を有し、且つ該リテーナには、(a)基部と、(b)該基部から軸直角方向に延び出し、該リテーナの前記押込位置で前記コネクタハウジングに挿入された前記相手パイプの鍔状部の挿入側とは反対側の後面に当接して該相手パイプを抜け止めする抜止脚と、(c)該基部から軸直角方向に延び出した一対の弾性脚と、(d)それら一対の弾性脚の各端部に設けられ、前記相手パイプの非挿入状態且つ前記リテーナの前記後退位置で、前記リテーナ保持部に設けられた第1掛止部に対して該リテーナの押込方向に掛止して該リテーナの押込方向の移動を阻止する第1掛止爪と、(e)前記相手パイプの挿入状態且つ前記押込位置で前記リテーナ保持部に設けられた第2掛止部に対して該リテーナの後退方向に掛止して、該リテーナの前記後退位置に向けての移動を阻止する第2掛止爪と、(f)前記相手パイプの挿入時に前記鍔状部の前面に当接して前記弾性脚を、前記第1掛止爪が前記第1掛止部に対して掛止解除する方向に弾性変形させ、前記リテーナを前記押込方向に移動可能とする掛止解除部と、(g)前記相手パイプの挿入状態で前記リテーナを前記押込位置まで押し込む際に、前記一対の弾性脚を弾性変形させた状態で前記第2掛止爪を軸直角方向に移動ガイドする、前記リテーナ保持部に設けられたガイド部と、が備えられて成るクイックコネクタにおいて、
前記ガイド部のガイド面の形状を、軸直角方向の中間部位に頂部を有する山形状となし、前記押込みの際に前記第2掛止爪が該ガイド面の曲りの変曲点となる頂部に至るまでは前記弾性脚の弾性力を前記リテーナに対して前記後退位置に戻す方向の付勢力として作用させる一方、前記頂部を乗り越えてからは該弾性脚の弾性力を前記リテーナに対し、前記押込位置に押す向きの付勢力として作用させるようになしてあることを特徴とするクイックコネクタ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
3J106AA01
, 3J106AB01
, 3J106BA01
, 3J106BB01
, 3J106BC04
, 3J106BD01
, 3J106BE21
, 3J106BE26
, 3J106EA03
, 3J106EB12
, 3J106EC01
, 3J106EC07
, 3J106ED24
, 3J106ED33
, 3J106ED38
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
コネクタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-039817
出願人:株式会社東郷製作所
審査官引用 (4件)