特許
J-GLOBAL ID:200903008609419128

可逆熱変色性水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-020666
公開番号(公開出願番号):特開2001-207101
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年07月31日
要約:
【要約】【課題】 毛細間隙を有するペン体及びインキ吸蔵体を備えた筆記具に用いられる可逆熱変色性インキにおいて、前記毛細間隙中で可逆熱変色性微小カプセル顔料の分離沈降がない特性を有すると共に、ペン体からのインキ流出性に優れ、高濃度且つ鮮明な筆跡を与え、前記筆跡に摩擦や擦過等の外力が加えられたとしても、前記筆跡中の可逆熱変色性微小カプル顔料が破壊されることのない、可逆熱変色性水性インキ組成物、及びそれを適用した筆記具を提供する。【解決手段】 可逆熱変色性微小カプセル顔料が、水溶性高分子凝集剤による緩やかな橋架け作用により、緩やかな凝集状態に懸濁されてなる可逆熱変色性インキにおいて、非円形断面形状の窪みを有する特定形態の可逆熱変色性微小カプセル顔料を適用したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
可逆熱変色性微小カプセル顔料、水溶性高分子凝集剤、及び水を必須成分とし、前記水溶性高分子凝集剤の緩い橋架け作用により、前記可逆熱変色性微小カプセル顔料が緩やかな凝集状態に懸濁されてなる可逆熱変色性水性インキ組成物において、前記可逆熱変色性微小カプセル顔料が、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体を含む可逆熱変色性組成物を内包させた非円形断面形状を有し、可逆熱変色性組成物/壁膜=7/1〜1/1(重量比)の範囲にある顔料であり、2〜30mPa・sの粘度範囲にあることを特徴とする可逆熱変色性水性インキ組成物。
IPC (2件):
C09D 11/16 ,  B43K 8/02
FI (2件):
C09D 11/16 ,  B43K 8/02 F
Fターム (16件):
2C350GA04 ,  2C350HA15 ,  2C350KC11 ,  2C350NA19 ,  4J039AB01 ,  4J039AB02 ,  4J039AD19 ,  4J039AE07 ,  4J039BA12 ,  4J039BD04 ,  4J039BE01 ,  4J039BE33 ,  4J039CA06 ,  4J039EA29 ,  4J039EA32 ,  4J039GA26
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る