特許
J-GLOBAL ID:200903008638401564
多重被膜材から成る杭の打設方法及びその杭構造
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
武政 善昭
, 員見 正文
, 畑▲崎▼ 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-377725
公開番号(公開出願番号):特開2005-139747
出願日: 2003年11月07日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】 杭の周囲に多重構造の被膜を形成することにより、廃棄物層から有害物質を透水基盤層へ連れ込み、汚染水や有害物質の浸出を伴なうことなく杭打設を可能にし、打設後も所定の遮水機能を確保する。【解決手段】 廃棄物処分場の跡地において、杭1の周囲に、内側被膜材2とこれと材質の異なる外側被膜材3とを形成し、杭1を廃棄物層Aに貫通させる際に、杭1周囲の外側被膜材3と内側被膜材2が共に剥離されず一体となって貫入されるように杭1を打設し、次に、廃棄物層Aを貫通させた杭1を、遮水基盤層B内に貫通させる際に、杭1周囲の外側被膜材3は剥離して、その下層の遮水基盤層Bに連れ込まれずに廃棄物層Aに残留させ、内側被膜材2のみが遮水基盤層Bへ貫入されるように、廃棄物層Aに打設するときより遅い速度で杭1を打設する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
廃棄物処分場の跡地において、表層の廃棄物層(A)から粘性土のような遮水基盤層(B)を貫通して支持地盤となる透水性地層(C)まで杭(1)を打ち込む打設方法であって、
前記杭(1)の周囲に、内側被膜材(2)とこれと材質の異なる外側被膜材(3)とを形成し、
前記杭(1)を前記廃棄物層(A)に貫通させる際に、該杭(1)周囲の外側被膜材(3)と内側被膜材(2)が共に剥離されず一体となって貫入されるように該杭(1)を打設し、
次に、前記廃棄物層(A)を貫通させた杭(1)を、前記遮水基盤層(B)内を貫通させ、前記透水性地層(C)まで打設する際に、前記杭(1)周囲の外側被膜材(3)は剥離して、前記遮水基盤層(B)に連れ込まれずに前記廃棄物層(A)に残留させ、内側被膜材(2)のみが前記遮水基盤層(B)及び前記透水性地層(C)へ貫入されるように、前記廃棄物層(A)に打設するときより遅い速度で前記杭(1)を打設する、
ことを特徴とする多重被膜材から成る杭の打設方法。
IPC (4件):
E02D5/60
, E02D7/02
, E02D31/00
, E02D31/02
FI (4件):
E02D5/60
, E02D7/02
, E02D31/00 A
, E02D31/02
Fターム (4件):
2D041BA00
, 2D041BA25
, 2D050AA15
, 2D050CB11
引用特許:
出願人引用 (2件)
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杭施工方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-147768
出願人:大成建設株式会社
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杭施工方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-147769
出願人:大成建設株式会社
審査官引用 (1件)
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杭施工方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-147768
出願人:大成建設株式会社
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