特許
J-GLOBAL ID:200903008662666102
細板型綜絖
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-083813
公開番号(公開出願番号):特開2006-265760
出願日: 2005年03月23日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】経糸の毛羽立ち、摩耗や糸切れを惹起することのない細板型綜絖を提供する。【解決手段】軸桿13の上下両端が綜絖枠に固定する係止桿11に係止する係止部12・12に続いており、上端係止部12と下端係止部12の間の中間部分に経糸14を挿通する綜目16が穿設されており、上端係止部と綜目の間と、下端係止部と綜目の間が、それぞれ軸桿13の軸芯Rを中心とする円周方向に捩れており、その捩れ部17を境とする軸桿の綜目側の側面Qと、捩れ部17から続く係止部側の側面Pが、所要の捩れ角度αを成している細板型綜絖において、(1)綜目から捩れ部に到る距離Lを40mm以上にし、(2)綜目が穿設されている綜目部分22の厚みtを、綜目から捩れ部に到る軸桿の連続部分23の厚みsよりも薄くし、(3)綜絖の軸芯Mから軸桿の片側の側縁19に到る距離gを、綜絖の軸芯Mから軸桿の他の片側の側縁20に到る距離dよりも短くする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(1) 偏平断面形状を成して細長く続く軸桿(13)の上下両端が、綜絖枠に固定する係止桿(11)に係止するための係止部(12・12)へとそれぞれ続いており、
(2) 上端の係止部(12)と下端の係止部(12との間の軸桿(13)の中間部分に、経糸(14)を挿通するための綜目(16)が穿設されており、
(3) 上端の係止部(12)と綜目(16)の間と、下端の係止部(12)と綜目(16)の間において、それぞれ軸桿(13)がその軸芯Rを中心とする円周方向に捩れており、その捩れた捩れ部(17)を境とする軸桿(13)の綜目側の側面(Q)と、その捩れ部(17)から続く係止部側の側面(P)が所要の捩れ角度(α)を成しており、
(4) 綜目(16)から捩れ部(17)に到る距離(L)が40mm以上であり、
(5) 軸桿(13)の綜目(16)が穿設されている綜目部分(22)の厚み(t)が、綜目(16)から捩れ部(17)に到る軸桿(13)の連続部分(23)の厚み(s)よりも薄く、
(6) 係止部(12)の側面(18)が、上下の係止部(12・12)を通る綜絖の軸芯(M)から離れる係止部(12)の厚み方向(W)に曲がっており、
(7) 上下の係止部(12・12)を通る綜絖の軸芯(M)から軸桿(13)の片側の側縁(19)に到る距離(g)と、その綜絖の軸芯(M)から軸桿(13)の他の片側の側縁(20)に到る距離(d)が異なり、
(8) 上下の係止部(12・12)を通る綜絖の軸芯(M)から軸桿(13)の片側の側縁(19)に到る距離(g)が、その綜絖の軸芯(M)から軸桿(13)の他の片側の側縁(20)に到る距離(d)よりも短く、その距離(g)の短い軸桿(13)の片側の側縁(19)と、上下の係止部(12・12)を通る綜絖の軸芯(M)との間に、その短い側縁(19)に到る距離(g)に応じた浅い窪み(21)が形成されており、その窪み(21)が綜絖の軸芯(M)に沿って上下の係止部(12・12)へと続いていることを特徴とする細板型綜絖。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
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ドローイング装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-066578
出願人:安田工機株式会社
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綜絖システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-201908
出願人:グロブホルゲンアーゲー
審査官引用 (2件)
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フラットヘルド
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-084448
出願人:株式会社ジャテック, スティールヘッドルエムエフジーカンパニー
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特公昭48-034542
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