特許
J-GLOBAL ID:200903008665029090
部分的に超弾性を有する部品とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-047336
公開番号(公開出願番号):特開2003-247053
出願日: 2002年02月25日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】 部分的に超弾性を有する部品、代表的にはめがねフレームのうちの「腕」の部分を、最終的な焼鈍工程を省略した簡略な工程で、したがって低コストで製造する方法を提供すること。【解決手段】 Ni-Ti-M(Mは、Fe、V、またはCo)合金において、重量%で、Ni+M:55.0〜55.9%およびTi:残部とし、Mの含有量を適切に選択することにより、変態温度を調節するとともに硬さを抑えた材料を得る。この材料を所望の部品形状に加工した後、焼鈍して形状記憶特性を失わせ、ついで特定の部分(めがねフレームでは、腕のテンプル部分)だけ冷間加工を行ない、最後に形状記憶処理を施すことにより、冷間加工を受けた部分だけが超弾性を発揮し、その他の部分は塑性加工が可能な製品とする。
請求項(抜粋):
Ni-Ti-M(MはFeまたはV)合金であって、重量%で、Ni+M:55.0〜55.9%、M:0.2〜1.2%およびTi:残部からなる合金組成を有し、NiおよびMの含有量を選択することにより、溶体化処理後の変態温度を-40°C〜-10°C、硬さHv=250以下に調節してなり、冷間加工を受けた部分だけが、続く形状記憶処理により部分的に超弾性を発揮することのできる形状記憶合金。
IPC (9件):
C22F 1/10
, C22C 19/03
, G02C 5/16
, C22F 1/00 630
, C22F 1/00 673
, C22F 1/00 685
, C22F 1/00 691
, C22F 1/00
, C22F 1/00 694
FI (9件):
C22F 1/10 G
, C22C 19/03 A
, G02C 5/16
, C22F 1/00 630 L
, C22F 1/00 673
, C22F 1/00 685 Z
, C22F 1/00 691 B
, C22F 1/00 691 C
, C22F 1/00 694 A
引用特許:
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