特許
J-GLOBAL ID:200903008730188010

バースト信号用増幅器および光受信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037237
公開番号(公開出願番号):特開平9-289495
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 種々の動作環境下においても、常に正確に信号を再生することのできる増幅器およびそれを用いた光受信回路を提供することである。【解決手段】 第1および第2の最大値保持回路12および13は、互いの回路構成が同一であり、内部で生じる変動分の大きさおよび方向も同一である。また、差動増幅器14は、増幅率が0.5に設定されており、その内部で生じる変動分が、差動増幅器11の内部で生じる変動分と同一である。温度変動等に起因して最大値保持回路12および13で生じた出力変動は、差動増幅器14でキャンセルされるが、このとき、差動増幅器11で生じた出力変動もキャンセルされる。そこで、差動増幅器14で生じる出力変動を差動増幅器11で生じる出力変動と同等の値にすることにより、差動増幅器15に与える参照入力に、信号入力と同等の変動分を重畳する。これによって、差動増幅器15には、信号入力の直流レベルに対して正確に追従する参照入力を与えることができる。
請求項(抜粋):
入力されたバースト信号を増幅するための増幅器であって、前記バースト信号を増幅し、その増幅結果を、無入力時の出力電圧であるオフセット電圧を中心にして上下対称に現れる第1および第2の出力を含む差動出力の形態で出力する第1の増幅回路と、前記第1の増幅回路の第1の出力のピーク値を検出して保持する第1のピーク値保持回路と、前記第1の増幅回路の第2の出力のピーク値(ただし、第1のピーク値保持回路が検出するピーク値と同方向のピーク値)を検出して保持する第2のピーク値保持回路と、前記第1および第2のピーク値保持回路の出力を差動増幅することにより、前記第1の増幅回路の第1の出力の直流レベルに追従する参照電圧を生成する第2の増幅回路とを備える、増幅器。
IPC (8件):
H04B 10/28 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H01L 31/10 ,  H03F 3/45 ,  H04B 1/18
FI (4件):
H04B 9/00 Y ,  H03F 3/45 Z ,  H04B 1/18 L ,  H01L 31/10 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 光パルス受信回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-021488   出願人:シャープ株式会社
  • 増幅回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-116483   出願人:日本電信電話株式会社

前のページに戻る