特許
J-GLOBAL ID：200903008771433630
高速回転体およびそれに用いる磁気軸受の制御装置
出願人/特許権者：
株式会社日立製作所
株式会社日立製作所 について
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-048278
公開番号（公開出願番号）：特開平7-259853
出願日： 1994年03月18日
公開日（公表日）： 1995年10月09日
要約：
【要約】【目的】ロータの3次と4次の危険速度モード毎に最適なゲインを施し、理想的な減衰効果を実現する磁気軸受の制御装置を提供する。【構成】ロータの変位信号からトラッキングフィルタ9が回転数同期の前向き振動の成分を抽出し、この信号からモード別設定回路10に設けられたモード分離回路が3次モードと4次モードのモード毎の変位を取り出し、分離されたそれぞれ変位信号に対して同様にモード別設定回路10に設けられたゲイン設定回路が適切なゲインを施し、さらにモード毎に処理された制御信号をモード別設定回路10に設けられたモード合成回路が軸受毎のパワーアンプコマンドに合成し直す。【効果】危険速度通過時の不つり合い振動に対する減衰力を向上した結果、小さい共振振幅で危険速度を通過できる。
請求項（抜粋）：
回転体と、この回転体を支持する能動型の磁気軸受と、前記回転体の変位を検出する変位検出手段と、前記能動型の磁気軸受を制御する磁気軸受制御手段とを備えた高速回転体において、前記変位検出手段が検出した複素変位から前記回転体の回転同期成分を抽出するフィルタ手段と、このフィルタ手段の出力をN次と(N+1)次の振動モードに分解するモード分解手段と、該モード分解手段が分解したN次と(N+1)次の少なくとも一方のモードについて、前記変位検出手段が変位を検出したときの回転数に応じて前記複素変位の位相を変えた制御信号を発生する手段と、を前記磁気軸受制御手段に設けたことを特徴とする高速回転体。
引用特許：
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