特許
J-GLOBAL ID:200903008771633630

鋼製自在枠による石詰め構造物とその根入れ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328681
公開番号(公開出願番号):特開平10-168886
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 堰堤用として河川の袖部へ根入れする補助鋼製枠は変形を許容し、地盤変形に対し各部材が破断せず支持力が得られる石詰め構造物を提供する。【解決手段】 鋼製の柱材1と水平材3等で直方体形状の骨格を作り、同骨格の必要面にスクリーン材4を設けて変形自在な鋼製自在枠Aを形成し、水平方向と垂直方向に連結し、少なくとも一側方端部を倒立階段状に形成する。倒立階段状の端部と根入れ深度線との空所sに同空所sを埋めるのに必要な形状、大きさの補助鋼製枠Cを設ける。補助鋼製枠Cは、複数の鋼製の斜材5、5と斜材5、5間を接続するスクリーン材4、斜材5と鋼製自在枠Bの柱材1間を接続するスクリーン材4とで籠状に形成し、端部鋼製自在枠Bの外側面に各々連結する。斜材5は直上位置の鋼製自在枠B等に連結しない非拘束状態とする。
請求項(抜粋):
鋼製の柱材と水平材及びつなぎ材とで直方体形状の骨格が作られ、この骨格の必要な面にスクリーン材を設けて変形自在な鋼製自在枠がユニット単位で個々に水平方向と垂直方向に隣接して連結され、少なくとも一方の側方端部が倒立階段状に形成され、前記倒立階段状をなす端部と袖部の根入れ深度線との空所に同空所を埋めるのに必要な形状、大きさの補助鋼製枠が設けられており、当該補助鋼製枠は、複数の鋼製の斜材と同斜材間を接続するスクリーン材及び前記斜材と鋼製自在枠の柱材間を接続するスクリーン材とで籠状に形成され、前記倒立階段状をなす端部鋼製自在枠の外側面に連結される一方、前記斜材は直上位置の鋼製自在枠又は補助鋼製枠に接続されない非拘束状態とされ、前記鋼製自在枠と補助鋼製枠の中に石材が詰め込まれていることを特徴とする、鋼製自在枠による石詰め構造物。
IPC (2件):
E02D 17/20 103 ,  E02B 3/08 301
FI (2件):
E02D 17/20 103 H ,  E02B 3/08 301
引用特許:
出願人引用 (2件)

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