特許
J-GLOBAL ID:200903008810751467

倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-350428
公開番号(公開出願番号):特開平9-175373
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【解決手段】 弁プランジャ7の外周部には、磁性体からなるスリーブ8を気密を保持して摺動自在に嵌装している。弁体11と上記スリーブ8に設けた真空弁座9とによって、真空通路24を開閉する真空弁23を構成している。また、バルブボディ2に設けた大気弁座6と弁体11とによって大気弁17を構成している。さらに、スリーブ8のフロント側には、永久磁石26を配置してあり、急制動時に入力軸13および弁プランジャ7が前進されると、スリーブ8が永久磁石26に吸着されて、大気弁17を最大開度に維持する様になっている。【効果】 ブレーキペダルが急激に踏み込まれる急制動時の作動応答性が良好なブレーキ倍力装置を提供することができる。
請求項(抜粋):
シェル内に摺動自在に設けた概略筒状のバルブボデイと、このバルブボデイの外周部に設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に区画形成した定圧室と変圧室と、上記バルブボデイ内に設けられ、入力軸の進退動に連動してバルブボディ内の流路の開閉制御を行う弁機構とを備えた倍力装置において、上記弁機構を、上記バルブボディの内周部にフロント側にむけて形成した大気弁座と、上記バルブボディ内に摺動自在に嵌合されて入力軸に連動する弁プランジャと、上記弁プランジャに気密を保持して摺動自在に嵌合されるとともに、磁性体からなるスリーブと、上記大気弁座の内方側で、上記スリーブにフロント側に向けて形成した真空弁座と、上記両弁座にフロント側から着座する弁体とから構成し、上記バルブボディ内に、上記スリーブのフロント側の位置に永久磁石を配設して、上記入力軸に連動して弁プランジャが急激に前進し、上記弁プランジャの上記バルブボディに対する相対移動が所定値を超えた時に、スリーブが永久磁石に吸引されて、上記大気弁座と弁体とを大きな開度に維持する様に構成したことを特徴とする倍力装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 負圧倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130784   出願人:自動車機器株式会社
  • ブレーキ圧制御方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-500232   出願人:アイティーティー・オートモーティブ・ヨーロップ・ゲーエムベーハー
審査官引用 (2件)
  • 負圧倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130784   出願人:自動車機器株式会社
  • ブレーキ圧制御方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-500232   出願人:アイティーティー・オートモーティブ・ヨーロップ・ゲーエムベーハー

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