特許
J-GLOBAL ID:200903008811523344
既存建物の支持杭への免震装置の取付け方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033948
公開番号(公開出願番号):特開平10-227137
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 既存建物の支持杭へ免震装置を取付ける際に、大がかりな新設の支持杭や仮受け支持杭を不要ならしめ、合理的に取り付ける方法を提供する。【解決手段】 既存建物1の地下を根切りして支持杭2の頭部2aを露出させ、その杭頭部2aの外周面にコッター3等のシアコネクターを形成し、支持部材Aを兼ねる新設の基礎梁4等をシアコネクターを介して既存建物1の支持杭2と一体化施工する。新設の基礎梁4等に反力をとる仮受け支柱5を、新設基礎梁4等と上方の既存建物1の基礎梁10との間に配設し、その仮受け支柱5と新設基礎梁4等を介して建物荷重を支持杭2に支持させる。免震層6の部分で支持杭2を切除し、その切除部分6に免震装置7を取付け、仮受け支柱5を撤去して免震装置7による建物1の支持に盛り変える。
請求項(抜粋):
イ) 既存建物の地下を根切りして支持杭の頭部を露出させ、その杭頭部の外周面にシアコネクターを形成し、支持部材を兼ねる新設の基礎梁又は床版を前記シアコネクターを介して既存建物の支持杭と一体化施工すること、ロ) 前記新設の基礎梁等に反力をとる仮受け支柱を、当該新設基礎梁等と上方の既存建物の基礎梁との間に配設し、その仮受け支柱と新設基礎梁等を介して建物荷重を支持杭に支持させること、ハ) 免震層の部分で前記支持杭を切除し、その切除部分に免震装置を取付け、その後、仮受け支柱を撤去して免震装置による建物の支持に盛り変えること、をそれぞれ特徴とする、既存建物の支持杭への免震装置の取付け方法。
引用特許:
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