特許
J-GLOBAL ID:200903008816728602

電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記憶した記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-081023
公開番号(公開出願番号):特開平11-282807
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】循環小数に着目せず、あらゆる小数を容易に分数に変換する。【解決手段】最小既約分数[a/b=0/1] ,最大既約分数[c/d=1/1] の各分子同士,分母同士をそれぞれ加算した中既約分数[(a+c)/(b+d)=1/2] が、小数[x] より大きい場合はこれを次の大既約分数[c/d=1/2] として前記そのままの小既約分数[a/b=0/1] との間でさらに同様の中既約分数の算出及び小数[x] との大小判定処理を繰り返し、また、前記中既約分数が、小数[x] より小さい場合はこれを次の小既約分数[a/b=1/2] として前記そのままの大既約分数[c/d=1/1] との間でさらに同様の中既約分数の算出及び小数[x] との大小判定処理を繰り返し、小数[x] を含む小既約分数[a/b] と大既約分数[c/d] との区間を次第に狭める。順次算出される小既約分数[a/b] 又は大既約分数[c/d] が、小数[x] と一致か略一致したと設定条件により判定された場合はその判定分数が変換分数として決定される。
請求項(抜粋):
数値を入力する数値入力手段と、この数値入力手段により入力された数値に含まれる小数値を抽出する小数抽出手段と、この小数抽出手段により抽出された小数値より小さい既約分数である小既約分数と、該小数値より大きい既約分数である大既約分数とを設定する大小既約分数設定手段と、設定された大小2つの既約分数で定められる範囲内に当該2つの既約分数に基づき中間の既約分数を設定する中既約分数設定手段と、前記小数抽出手段により抽出された小数値が前記中既約分数設定手段により設定された中既約分数と設定された小既約分数で定められる範囲内に存在するのか、該中既約分数と設定された大既約分数で定められる範囲内に存在するのかを判定する分数範囲判定手段と、この分数範囲判定手段により前記小数値が前記中既約分数と小既約分数で定められる範囲内に存在すると判定された場合には、当該中既約分数を新たな大既約分数として設定し、前記小数値が前記中既約分数と大既約分数で定められる範囲内に存在すると判定された場合には、当該中既約分数を新たな小既約分数として設定する大小既約分数更新設定手段と、この大小既約分数更新設定手段により設定された新たな大既約分数又は新たな小既約分数に基づき、前記中既約分数設定手段、前記分数範囲判定手段、前記大小既約分数更新設定手段を繰り返し実行する繰り返し手段と、この繰り返し手段による前記中既約分数設定手段、前記分数範囲判定手段、前記大小既約分数更新設定手段の繰り返しにより、前記小数値が存在する小既約分数と大既約分数で定められる範囲が狭められる過程において、新たに設定された小既約分数又は大既約分数又は中既約分数を前記小数値を変換した分数として判定する変換分数判定手段と、この変換分数判定手段により前記小数値を変換した分数として判定された変換分数を表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする電子計算装置。
IPC (2件):
G06F 15/02 330 ,  G06F 17/10
FI (2件):
G06F 15/02 330 K ,  G06F 15/31 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 最厳密分数表示方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-016476   出願人:ヒユーレツト・パツカード・カンパニー

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