特許

J-GLOBAL ID：200903008817237661

光学活性β-シアノイソ酪酸類及びその製造方法

発明者： 榎本 兼彦 ,  尾崎 英司
出願人/特許権者： 三菱レイヨン株式会社
代理人 (1件)： 平木 祐輔 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-248864
公開番号（公開出願番号）：特開平11-080113
出願日： 1997年09月12日
公開日（公表日）： 1999年03月26日
要約：

【要約】【課題】 光学活性医薬品や光学活性農薬などの有効な製造中間体である光学活性β-シアノイソ酪酸類と、その製造方法を提供することにある。【解決手段】 一般式(1):NCCH2C*H(CH3)COOR1 (式中、R1は水素又は炭素原子数1〜6のアルキル基を示す。*が付された炭素原子は不斉炭素原子である。)で表される光学活性β-シアノイソ酪酸類。一般式(2):NCCH2C*H(CH3)COOR2 (式中、R2は炭素原子数1〜6のアルキル基を示す。)で表されるラセミ体β-シアノイソ酪酸エステルを、エステル不斉加水分解酵素、又は該酵素生産能を有する微生物の培養物、菌体もしくは菌体処理物エステル不斉加水分解酵素の存在下で不斉加水分解することを特徴とする、上記一般式(1)で表される光学活性β-シアノイソ酪酸類の製造方法。

請求項（抜粋）：

一般式(1):NCCH2C*H(CH3)COOR1 (1)(式中、R1は水素又は炭素原子数1〜6のアルキル基を示す。*が付された炭素原子は不斉炭素原子である。)で表される光学活性β-シアノイソ酪酸類。

IPC (3件)：

C07C255/19 ,  C12P 41/00 ,  C12R 1:19

FI (2件)：

C07C255/19 ,  C12P 41/00 H

引用特許：

審査官引用 (3件)

• シアノイソ酪酸メチルの製法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-225192   出願人：三菱瓦斯化学株式会社
• 光学活性2-(4-ヒドロキシ)フェニルプロピオン酸誘導体及びそのエステルの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-352542   出願人：長瀬産業株式会社
• 新規光学活性ハロゲン含有カルボン酸誘導体及びそれを製造する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-217939   出願人：三菱レイヨン株式会社

引用文献：

審査官引用 (3件)

• J.Org.Chem.,1995,Vol.60,No.8,p.2627-9
• J.Chem.Soc.,Perkin Trans.1,1996,No.7,p.621-7
• J.Chem.Soc.,Perkin Trans.1,1996,No.7,p.621-7