特許
J-GLOBAL ID:200903008936881730

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-141388
公開番号(公開出願番号):特開2000-049266
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 密閉容器5内に発熱体取付部7aまで液冷媒が漬かるように冷媒を封入し、発熱体取付部7aで冷媒を蒸発させるCPU用の沸騰冷却装置1があるが、発熱体取付部7aの全面に液冷媒が漬からず沸騰面積が少なくなってしまったり、放熱壁8の半域が液冷媒に漬かって凝縮面積が少なくなってしまうため、冷却能力の向上が望まれる。【解決手段】 受熱壁7に沿って有孔金属焼結体6を配置し、下部に溜まった冷媒を有孔金属焼結体6の毛細管現象で発熱体取付部近傍6aに運搬する。この結果、比較的広い範囲の発熱体取付部近傍6aで冷媒が沸騰するため、発熱体取付部7aの過熱度が低減する。また、容器5内の下部に溜まった液冷媒を有孔金属焼結体6が運搬するため、液冷媒に漬からない放熱壁8の凝縮面積が多く、放熱壁8の過冷度が低減する。つまり、過熱度の低減と、過冷度の低減により、沸騰冷却装置1の冷却能力が向上する。
請求項(抜粋):
発熱体が取り付けられる発熱体取付部を備えるとともに、内部に所定量の冷媒が封入された容器と、この容器内に配置され、液冷媒を毛細管現象によって前記発熱体取付部の近傍に運搬する有孔金属焼結体と、を備える沸騰冷却装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-098093
  • 特開昭61-113265
  • ヒートパイプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-287731   出願人:三菱マテリアル株式会社
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