特許
J-GLOBAL ID:200903008946435011

ディスク種類判別方法及びこれを適用したDVDシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-293059
公開番号(公開出願番号):特開平10-134490
出願日: 1997年10月24日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 ディスクのフォーカスサーチ中に検出されるフォーカスエラー信号を用いてディスク種類を自動に判別してディスクに相当する再生動作が正しくなされうるようにしたディスク種類判別方法及びこれを適用したDVDシステムを提供する。【解決手段】 本発明はフォーカスアップ区間でディスク反射層から得られるS字形の曲線のフォーカスエラー信号の波形サイズを演算し、そのサイズが第1基準値と第2基準値との間にあり検出回数が2の場合複層DVDと判定し、その他はS字形の曲線の検出時間を既設定時間と比較し、既設定時間より長ければ厚さが相対的に厚いCDと判定し、S字形の曲線の検出時間が既設定時間より短ければ単層DVDと判定する。
請求項(抜粋):
異なる信号記録層を有した複数個のディスクを一つの光ピックアップ装置で再生できるDVDシステムで、ロードされたディスクの種類を判別するための方法において、(a)ディスクの初期フォーカスサーチのうち、フォーカスアップ状態の間ディスクから検出された信号から所望の波形のフォーカスエラー信号を求める段階と、(b)段階(a)において求めたフォーカスエラー信号の大きさを既に設定された基準値と比較する段階と、(c)段階(b)における比較結果に基づき段階(a)で求めたフォーカスエラー信号がディスク基板の表面反射による微小なS字形の曲線、ディスク反射層による所定の基準値の間の大きさを有するS字形の曲線、及び基準値より大きいサイズを有するS字形の曲線のうちいずれかを判断し、その際のフォーカスアップ後経過時間を設定する段階と、(d)段階(c)において段階(a)で求めたフォーカスエラー信号が基準値の間のサイズを有するS字形の曲線であると判断される際の回数を計数する段階と、(e)フォーカスアップ完了状態で段階(d)における計数した回数を既に設定された回数と段階(c)における設定した経過時間を既に設定された臨界時間とそれぞれ比較する段階と、(f)段階(e)における比較結果に基づき前記ディスクが単層DVD、複層DVD、及びCDのうちいずれかを判断する段階を含むディスク種類判別方法。
IPC (3件):
G11B 19/02 501 ,  G11B 7/085 ,  G11B 7/09
FI (3件):
G11B 19/02 501 J ,  G11B 7/085 B ,  G11B 7/09 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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