特許
J-GLOBAL ID:200903008971364846

血液浄化装置及びその返血方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-107410
公開番号(公開出願番号):特開2006-280775
出願日: 2005年04月04日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 置換液の自重による置換が可能か否かを判別することにより、返血時における医療従事者等の労力を軽減するとともに作業ロスを回避し、且つ、返血作業の自動化を容易に行わせることができる血液浄化装置及びその返血方法を提供する。【解決手段】 動脈側血液回路1における生食ラインL1との連結部から当該動脈側血液回路1の先端における動脈側穿刺針aまでの血液を、生食バッグ7の動脈側穿刺針a方向の落差で生じる生理食塩水の自重にて当該血液と生理食塩水とを置換させ、治療後の返血を行う血液浄化装置において、動脈圧P1と静水圧P2とに基づいて生理食塩水の自重による置換が可能か否かを判別するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
動脈側血液回路及び静脈側血液回路から成るとともに、当該動脈側血液回路の先端から静脈側血液回路の先端まで患者の血液を体外循環させ得る血液回路と、 該血液回路の動脈側血液回路及び静脈側血液回路の間に介装されて当該血液回路を流れる血液を浄化する血液浄化手段と、 前記動脈側血液回路の先端近傍を開閉可能として設けられ、流路の閉塞及び開放を行わせ得る動脈側弁と、 治療後に血液回路内の血液との置換を行わせるための置換液を収容した収容手段と、 前記動脈側血液回路と前記収容手段とを連結し、当該収容手段内の置換液を血液回路内に供給し得る置換液供給ラインと、 該置換液供給ラインを開閉可能として設けられ、流路の閉塞及び開放を行わせ得る置換液弁と、 を具備し、前記動脈側血液回路における前記置換液供給ラインとの連結部から前記動脈側血液回路の先端までの血液を、前記収容手段の前記動脈側血液回路の先端方向の落差で生じる置換液の自重にて当該血液と置換液とを置換させ、治療後の返血を行う血液浄化装置において、 前記置換液の自重による置換が可能か否かを判別する判別手段を具備したことを特徴とする血液浄化装置。
IPC (1件):
A61M 1/14
FI (1件):
A61M1/14 553
Fターム (11件):
4C077AA05 ,  4C077BB01 ,  4C077DD07 ,  4C077EE01 ,  4C077HH03 ,  4C077HH13 ,  4C077HH21 ,  4C077JJ03 ,  4C077JJ13 ,  4C077JJ24 ,  4C077KK25
引用特許:
出願人引用 (10件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る