特許
J-GLOBAL ID:200903008984593445

爆薬点火装置、およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中尾 俊介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-395186
公開番号(公開出願番号):特開2005-156023
出願日: 2003年11月26日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】 爆薬点火装置およびその製造方法において、バレルを不要とし、部品点数を削減するとともに、バレル組付け時に低抵抗層に対する高精度な位置合わせを不要として製造工程を簡素化する一方、フライヤを二次爆薬に確実に面当たりさせる。【解決手段】 表面に凹溝11を設ける基板10上に、くびれ部分を有する低抵抗層12を形成し、凹溝内にも低抵抗層を設けて枠溝部とする。一方、低抵抗層の上に絶縁膜18を設け、枠溝部内にも入れてその絶縁膜の、フライヤとなる部分26を囲んで切り込み20を形成し、そのフライヤを発生すべく切断する部位に、低抵抗層に過電流を流して融解するくびれ部分に対応して薄肉部22を形成する。そして、絶縁膜上に、フライヤを飛翔する貫通孔23をあけたスペーサ24を載せ、切り込みで囲まれたフライヤとなる部分を貫通孔内に位置し、その貫通孔を塞いでスペーサ上に、フライヤが衝突する二次爆薬25を載せる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
低抵抗層に過電流を流してそのくびれ部分を融解し、その際に発生する高圧ガスにより前記くびれ部分上の絶縁膜を切断してフライヤを発生し、そのフライヤを加速して二次爆薬に衝突することによりその二次爆薬を起爆する爆薬点火装置において、 前記絶縁膜の、前記フライヤを発生すべく切断する部位に薄肉部を形成することを特徴とする、爆薬点火装置。
IPC (1件):
F42B3/13
FI (1件):
F42B3/13
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
  • 特許第6327978号
  • 特表平3-501157

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