特許
J-GLOBAL ID:200903009090796855

トータルステーション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 八木 秀人 ,  清水 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-264915
公開番号(公開出願番号):特開2006-078416
出願日: 2004年09月13日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 望遠鏡の視準軸を任意の方向に動かしてレーザマーキングを行なうまでの待ち時間を短縮することができるレーザポインタ付きトータルステーションを提供。【解決手段】 指定エリア230で視準点またはレーザ照射点233a2(x’1,y’1)を、視準用望遠鏡46の視準軸Oを移動した後の視準点またはレーザ光照射点として指定すると、CPU202において、視準軸Oを移動する前のチルト角X0、Y0と水平角θ0を基に移動後のチルト角XH、YHが算出されるとともに、この算出結果および移動後の水平角θhと鉛直角θvに従ってCPU202がトンネル切羽面A内の指定点233a1(x1,y1)と視準用望遠鏡46の視準軸Oまたはレーザ光照射軸O1とのズレ量として、鉛直角θVと水平角θHを演算し、この演算結果が無線でトータルステーション本体10に送信されると、このズレ量を0にする垂直制御部56,水平制御部54の制御により、水平軸43Bと鉛直軸43Aが回転駆動され、視準軸Oまたはレーザ光照射軸O1がトンネル切羽面Aの概略目標方向に向く。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
視準用望遠鏡から視準点に向けて出射した測距光とその戻り光により器械点から視準点までの距離を測距する測距手段と、視準用望遠鏡の視準軸に対する前記視準点の水平角と鉛直角を測角する測角手段と、前記視準用望遠鏡の前後方向の傾斜をX軸を基準に検出するX軸チルトセンサと、前記視準用望遠鏡の左右方向の傾斜をY軸を基準に検出するY軸チルトセンサと、制御信号にしたがって視準用望遠鏡の水平軸および鉛直軸を回転駆動制御する回転制御手段と、前記視準用望遠鏡の視準軸と同軸または平行のレーザ光照射軸に沿ってレーザ光を照射するレーザ光照射手段とを備えたトータルステーションにおいて、 前記測角手段の測角による水平角と前記各チルトセンサの検出によるチルト角のうち前記視準用望遠鏡の視準軸を移動する前の水平角とチルト角をそれそれ記憶する記憶手段と、前記視準用望遠鏡の視準軸を移動した後の視準点またはレーザ光照射点が指定されたときに、移動後の視準点またはレーザ光照射点に前記視準用望遠鏡が視準されたと仮定したときの水平角と鉛直角を算出する水平・鉛直角算出手段と、前記記憶手段の記憶内容と前記水平・鉛直角算出手段の算出結果を基に前記視準用望遠鏡の視準軸の移動前の水平角と移動後の水平角との水平角偏差を算出するとともに、算出された水平角偏差と移動前の各チルト角に基づいて移動後の各チルト角を算出するチルト角算出手段と、前記水平・鉛直角算出手段の算出による水平角と鉛直角を前記チルト角算出手段の算出結果に従って補正し、補正された水平角と鉛直角を前記視準軸の移動に伴うズレ量として、前記ズレ量を0にするための制御信号を前記回転制御手段に出力する演算手段とを備えたことを特徴とするトータルステーション。
IPC (1件):
G01C 15/00
FI (2件):
G01C15/00 103A ,  G01C15/00 103E
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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