特許
J-GLOBAL ID:200903009146076729

エレベータの振動解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-032261
公開番号(公開出願番号):特開平10-226470
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 エレベータの走行振動のデータから、エレベータの異常箇所を検出し、その原因を把握して的確な修復復旧を実施できる振動解析装置を提供する。【解決手段】 加速度センサ7でエレベータの走行振動を測定し、パソコンに供給する。パソコン内では、この測定されたデータを演算処理8し、エレベータの走行速度及び走行位置に対応する振動特性を解析10する。この解析結果に基づき、振動異常診断部11でエレベータの異常箇所の特定と異常状態の程度を推定し、その推定結果から、予め異常箇所の復旧に必要な支援情報を格納した復旧支援情報部12を検索表示する。従って、作業員はパソコンの操作により、解析結果表示部13の画面から、エレベータの異常箇所とともに、その復旧支援情報を読み取り、迅速な対応処置がとれることから、エレベータの運行効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
エレベータの走行振動を検出する加速度センサと、この加速度センサ検出された前記走行振動のデータから前記エレベータの走行速度及び走行位置に対応する振動特性を解析する振動解析システム部と、この振動解析システム部で解析された前記走行振動のデータについて、前記エレベータの異常箇所の特定及び異常状態の程度を診断する振動異常診断部と、この振動異常診断部における診断結果に基づき、その異常箇所の復旧に必要な支援情報を予め格納されたデータから抽出されて導出する復旧支援情報部と、この復旧支援情報部からの支援情報及び前記振動異常診断部で診断されたエレベータの異常状態を表示する解析結果表示部と、この解析結果表示部、前記振動解析システム部、前記振動異常診断部及び前記復旧支援情報部の各部を制御可能な入力手段とを具備することを特徴とするエレベータの振動解析装置。
IPC (3件):
B66B 5/00 ,  B66B 3/00 ,  G01H 17/00
FI (3件):
B66B 5/00 D ,  B66B 3/00 R ,  G01H 17/00 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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