特許
J-GLOBAL ID:200903009154392087

蒸留装置及び蒸留方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-202920
公開番号(公開出願番号):特開平9-029001
出願日: 1995年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 蒸留塔の塔頂圧力を安定して制御できる蒸留装置および蒸留方法を提供することにある。【構成】 空冷式熱交換器2の出口側配管24に蒸留塔1の塔頂圧力に基づいて開度が制御される流量調節弁25を設けると共に、蒸留塔1から空冷式熱交換器2を介さずに直接蒸気を還流容器3へ通流させるバイパス流路4を設け、このバイパス流路4にその上流側と下流側との差圧に基づいて開度が制御される差圧調節弁41を設ける。この場合、蒸留塔1の塔頂圧力に基づいて空冷式熱交換器2の出口側の凝縮液の流量が調節され、これにより空冷式熱交換器2の伝熱面積が制御される。一方、差圧調節弁41によりバイパス流路を通流する塔頂蒸気の量が調節されるので、これらの両作用により、蒸気の凝縮量と蒸気のバイパス通過量が調整されて塔頂圧力の制御が行なわれる。
請求項(抜粋):
蒸留塔塔頂からの蒸気を空冷式熱交換器で凝縮し、得られた凝縮液を還流容器に貯留すると共に、この還流容器内の凝縮液の一部を前記蒸留塔に還流する蒸留装置において、前記蒸留塔の塔頂圧力を検出する圧力検出部と、前記空冷式熱交換器の出口と還流容器との間に設けられ、前記圧力検出部の検出圧力に基づいて凝縮液の流量を制御する第1の調節弁と、前記蒸留塔と還流容器との間に設けられ、蒸留塔塔頂からの蒸気の一部を空冷式熱交換器及び第1の調節弁を介さずに還流容器に直接通流するためのバイパス流路と、前記バイパス流路に設けられ、その上流側と下流側との差圧または還流容器内の圧力に基づいて前記蒸気の流量を制御する第2の調節弁と、を備えることを特徴とする蒸留装置。
IPC (2件):
B01D 3/42 ,  C10G 7/00
FI (2件):
B01D 3/42 ,  C10G 7/00
引用特許:
出願人引用 (1件)

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