特許
J-GLOBAL ID:200903009183772328
木屑成形品及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-230963
公開番号(公開出願番号):特開2007-044966
出願日: 2005年08月09日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】 木屑成形品において、加熱加圧して木屑自身の成分で木屑同士を強固に接着させて比重も曲げ強度も大きく、製造コストも安価にでき、種々の用途に応用が可能で廃棄する際にも生分解性を有するため環境に悪影響を与えないこと。【解決手段】 木屑成形品1は、表面に鯛の形状を表したものであり、本物の鯛と同じように目玉2は飛び出し、背びれ3は細かく筋が入っており、鱗4の形状も細かく再現され、尾びれ5も太い筋から細い筋に至るまで金型の形状が忠実に転写され、比重は約1.27と大きく、三点曲げ強度も14.8MPaと高強度であり、各断面はほぼ同じ厚さ(約10mm)に成形されており、これによって木屑成形品1の全体に均等に圧力が掛かり、表面の各部が表面側の金型に密着して細かい模様まで忠実に転写されるとともに、内部が均等に圧縮されて緻密な組織となり、上述したような大きい比重と高い曲げ強度が得られる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
木粉・大鋸屑・鉋屑・木片チョップ等の木屑を金型中で加熱及び加圧して成形された木屑成形品であって、
前記木屑100重量部に対してホルムアルデヒドを発生しない水系バインダー10重量部〜20重量部を添加して混練し、混練した木屑成形材料を前記金型中に充填して加熱加圧することによって前記木屑中のリグニンをバインダーとして機能させて成形してなることを特徴とする木屑成形品。
IPC (4件):
B27N 3/02
, B27N 3/06
, B27N 3/08
, B27N 5/00
FI (5件):
B27N3/02 D
, B27N3/02 B
, B27N3/06 A
, B27N3/08
, B27N5/00 B
Fターム (11件):
2B260AA05
, 2B260BA02
, 2B260BA04
, 2B260BA18
, 2B260CC01
, 2B260CD30
, 2B260DA05
, 2B260DA14
, 2B260EA05
, 2B260EB02
, 2B260EB06
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (6件)
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