特許
J-GLOBAL ID:200903009249862650
適応型最尤系列推定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-232878
公開番号(公開出願番号):特開平7-095107
出願日: 1993年09月20日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 適応アルゴリズムの初期収束問題を演算量の増大なしで解決し、良好な最尤系列推定を図ることと、伝送路環境に応じた最適な伝送路インパルス応答設定を図ることを目的としている。【構成】 ヴィタビアルゴリズム処理部14と、適応アルゴリズムより伝送路インパルス応答を推定する伝送路インパルス応答推定部15と、トランスバーサルフィルタで構成される推定受信信号推定部16と、推定受信信号と受信信号との誤差信号を生成する誤差信号生成部17とを有し、ヴィタビアルゴリズム処理部14から供給される送信候補系列をスイッチ111、112を用いてTKMAスロット内の既知信号系列区間ではLSアルゴリズム処理部に供給してLSアルゴリズム演算を行い、データ信号系列区間ではLMSアルゴリズム処理部に供給してLMSアルゴリズム処理を行う。
請求項(抜粋):
推定された伝送路インパルス応答に基づいて受信信号から送信信号系列を推定するヴィタビアルゴリズム処理部と、既知信号系列もしくは前記ヴィタビアルゴリズム処理により推定される送信信号系列と、時刻k-1に推定された伝送路インパルス応答から時刻kにおける推定受信信号を算出する推定受信信号算出手段と、時刻kでの受信信号と時刻kでの前記推定受信信号との誤差信号を生成する誤差信号生成手段と、前記誤差信号を元に適応アルゴリズムを用いて時刻kにおける伝送路インパルス応答を推定する伝送路インパルス応答推定部と、を具備した適応型最尤系列推定装置において、前記伝送路インパルス応答推定部は、前記受信信号のうち既知信号系列が受信されている区間内では、少なくとも1回の行列乗算を実行して、逐次的な繰り返し演算無しに伝送路インパルス応答を推定し、データ信号系列が受信されている区間内では、伝送路インパルス応答を逐次的に推定することを特徴とする適応型最尤系列推定装置。
IPC (3件):
H04B 1/10
, G06F 17/10
, H03H 15/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
ビタビ等化器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-082641
出願人:ソニー株式会社
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