特許
J-GLOBAL ID:200903009267212352

二次電池の充放電保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306973
公開番号(公開出願番号):特開平8-237872
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【課題】 寄生ダイオードを含むスイッチ素子にて充電電流および放電電流を遮断して、二次電池の過充電および過放電を防止する際に、本来は使用されない寄生ダイオードに通電することを防止して、スイッチの劣化を防止する。【解決手段】 充電状態にて制御回路210 は二次電池10 12のそれぞれの電圧を検出して、いずれかの電圧が充電制限電圧近傍の第1の設定電圧以上となった場合に充電遮断用スイッチ230 を制御してオフとする。これにより充電方向Yの電流が遮断されて電池10 12の過充電を防止する。この際に流れる放電方向Xの電流は寄生ダイオード232 を導通させることなく、放電経路用ダイオード250および放電遮断用スイッチ220 を介して端子32から送出される。同様に放電時に放電遮断用スイッチ220 がオフとなると、寄生ダイオード222 を導通させることなく、充電方向Yの電流が充電経路ダイオード240 および充電遮断スイッチ230を介して電池10 12に流れる。
請求項(抜粋):
充放電可能な二次電池の過充電および過放電を防止する二次電池の充放電保護装置において、該装置は、前記二次電池の充放電経路に直列に接続されて通常オンとなって充電方向に電流を導通させて、オフ時に充電方向の経路を遮断する第1のスイッチ手段であって、オフ時に放電方向に導通する寄生ダイオードを内部に含む第1のスイッチ手段と、前記二次電池の充放電経路に直列に接続されて通常オンとなって放電方向に電流を導通させて、オフ時に放電方向の経路を遮断する第2のスイッチ手段であって、オフ時に充電方向に導通する寄生ダイオードを内部に含む第2のスイッチ手段と、前記二次電池の電池電圧を検出して、電池電圧がその二次電池の満充電近傍の所定の電圧より高い第1の設定電圧以上になった場合に前記第1のスイッチ手段をオフにして、電池電圧が放電末期近傍の所定の電圧より低い第2の設定電圧以下になった場合に前記第2のスイッチ手段をオフとする制御手段とを有し、前記第1のスイッチ手段には、その寄生ダイオードの導通方向と同一方向に導通する第1のダイオードが並列に接続されて放電方向の電流を迂回させる第1の迂回回路が形成され、前記第2のスイッチ手段には、その寄生ダイオードの導通方向と同一方向に導通する第2のダイオードが並列に接続されて充電方向の電流を迂回させる第2の迂回回路が形成されていることを特徴とする二次電池の充放電保護装置。
IPC (3件):
H02J 7/00 ,  H02J 7/00 302 ,  H02H 7/18
FI (3件):
H02J 7/00 A ,  H02J 7/00 302 D ,  H02H 7/18
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-075430
  • 特開昭60-010781
  • バッテリー保護回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-274945   出願人:ソニー株式会社, 日本モトローラ株式会社
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