特許
J-GLOBAL ID:200903009287761522

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305120
公開番号(公開出願番号):特開平11-141321
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 最小リフト状態では閉弁状態を維持し、燃費性能を有効に向上しつつ、装置のコンパクト化を図る。【解決手段】 クランク軸と同期してカムシャフト13が回転すると、偏心カム15,リンクアーム25,ロッカアーム18,リンク部材26を介して揺動カム20が揺動し、吸気弁12を開閉作動する。また制御軸16が回転すると、ロッカアーム18を介して揺動カム20の回動位置が相対的に変化し、カムリフト特性が変化する。ベースサークル区間θ1では揺動カム20と吸気弁12との間に所定のバルブクリアランスが設定されている。また、揺動カム20のカムリフト量が最小となる最小リフト状態では、揺動カム20の最大カムリフト量が、0より大きく、かつバルブクリアランスより小さく設定されている。
請求項(抜粋):
機関のクランク軸によって回転駆動し、外周に回転カムが固定されたカムシャフトと、伝達機構によって上記回転カムと機械的に連係され、回転カムの回転に応じて所定回転範囲内で軸周りに揺動し、吸排気弁に係合してこの吸排気弁を開閉作動させる揺動カムと、上記揺動カムの吸排気弁に対するカムリフト量を可変制御する制御手段と、を備え、吸排気弁と、これに対向する所定回転区間にある揺動カムとの間には所定のバルブクリアランスが設定されており、かつ、上記制御手段によって揺動カムのカムリフト量が最小となるように制御された最小リフト状態では、上記所定範囲内で揺動する揺動カムの最大カムリフト量が、0より大きく、かつバルブクリアランスより小さく設定されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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