特許
J-GLOBAL ID:200903009325784531

インパクト回転工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-093105
公開番号(公開出願番号):特開2006-272488
出願日: 2005年03月28日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】構成の複雑化やコスト増を招くことなく締付トルクを制御可能とするインパクト回転工具を提供する。【解決手段】位置検出手段52は磁気センサ12a,...が出力する矩形波の磁気検出信号の立ち上がり及び立ち下がりを検出し、各エッジに同期したパルスを生成して出力する。速度検出手段22では、位置検出手段52が出力するパルスの間隔からブラシレスモータ1の回転速度を演算し、検出速度に応じたパルス幅の検出パルスを出力する。ハンマによる打撃は、速度検出手段22で検出するブラシレスモータ1の検出速度に基づいて打撃検出手段24が検出する。故に、ブラシレスモータ1の駆動制御に用いられる位置検出手段52の検出結果に基づいてハンマによる出力軸3の打撃を検出しているので、従来例のようにハンマによる打撃を検出するためだけに回転センサ4等を設ける必要がなく、構成の複雑化やコスト増を招くことなく締付トルクを制御できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
永久磁石を有する回転子と三相の固定子巻線を有したブラシレスモータによりハンマを回転させる回転駆動部と、各相の固定子巻線への通電状態を切り換えるインバータ回路と、回転子の位置を検出する位置検出手段と、ハンマによって打撃され回転力が加えられる出力軸と、位置検出手段の検出結果から出力軸の回転速度を検出する速度検出手段と、速度検出手段で検出する回転速度の変化からハンマによる出力軸の打撃を検出する打撃検出手段と、打撃検出手段が前回打撃を検出してから次に打撃を検出するまでの間に出力軸が回転する回転角を検出する打撃間回転角検出手段と、作業者によって操作されるトリガスイッチと、ブラシレスモータの回転速度を決定する指令速度をトリガスイッチの操作量に応じて設定する指令速度設定手段と、速度検出手段で検出する回転速度を指令速度設定手段で設定する指令速度に一致させるために固定子巻線に印加すべき指令電圧を演算する速度制御手段と、各相の固定子巻線の印加電圧が速度制御手段から与えられる指令電圧と一致するようにインバータ回路を制御する電圧制御手段と、速度検出手段で検出した回転速度から出力軸に加えられたエネルギを算出するとともに当該エネルギ値を打撃間回転角検出手段で検出する打撃間回転角で除算することで締付トルクを演算するトルク演算手段と、トルク演算手段で求めた締付トルクを所定のしきい値と比較して締付トルクがしきい値を超えたときに指令速度設定手段若しくは速度制御手段に対してブラシレスモータを停止させるための停止信号を出力する締付トルク判定手段とを備えたことを特徴とするインパクト回転工具。
IPC (2件):
B25B 23/14 ,  B25B 21/02
FI (3件):
B25B23/14 610L ,  B25B23/14 620G ,  B25B21/02 F
Fターム (10件):
3C038AA01 ,  3C038AA04 ,  3C038BC04 ,  3C038CA06 ,  3C038CA07 ,  3C038CB02 ,  3C038CB06 ,  3C038EA01 ,  3C038EA03 ,  3C038EA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • インパクト回転工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-326479   出願人:松下電工株式会社

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