特許
J-GLOBAL ID:200903009365602673

内燃機関用失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-317942
公開番号(公開出願番号):特開平5-157000
出願日: 1991年12月02日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関毎の綿密な適合を必要とする失火判定値を予め設定することなく、全ての内燃機関において精度良く失火判定することができる装置を提供すること。【構成】 前回の実行タイミングから今回の実行タイミングまでの時間を計測し(ステップ100)、クランク角度120°CA毎の機関回転速度ωn を演算する(ステップ130)。次に現在内燃機関が正常燃焼しているかを検出し(ステップ150〜190)、正常燃焼しているなら平均回転速度変化量Δωn の分布の標準偏差σに対応する指数Snを求める(ステップ200)。そして、指数Snに基づいて失火判定値REFnを更新する(ステップ210)。これにより、失火判定値REFnは実際の内燃機関毎あるいは気筒毎の燃焼状態のばらつき度合いに適合した値に常に設定される。また、以上のようにして求めた失火判定値REFnと平均回転速度変化量Δωn とを比較して失火を判定する(ステップ220)。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に応じて所定の回転角度毎に信号を出力する回転信号出力手段と、前記回転信号出力手段からの信号に基づいて内燃機関の回転速度を検出し、回転速度変動量を演算する回転速度変動量演算手段と、前記内燃機関が所定回転することにより前記回転速度変動量演算手段で求まる複数個の演算結果の分布の形状のばらつき度合いを示す指数を演算する指数演算手段と、前記指数演算手段の演算結果に基づいて失火判定値を作成する失火判定値作成手段と、前記回転速度変動量演算手段の演算結果と前記失火判定値とを比較することにより前記内燃機関に失火が発生しているか否かを判別する失火判別手段とを備えることを特徴とする内燃機関用失火検出装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 368 ,  F02B 77/08 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 17/00 ,  G01M 15/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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