特許
J-GLOBAL ID:200903009367406880

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108737
公開番号(公開出願番号):特開平6-301170
出願日: 1993年04月13日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 高感度で、画質(鮮鋭性、色再現性)に優れ、かつ感光材料の保存性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供する。【構成】 シアン発色する赤感層、マゼンタ発色する緑感層及びイエロー発色する青感層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、?@前記すべてのシアン発色する赤感層が500〜600nmの範囲で他の層より受ける重層効果の大きさの分布の重心波長(λ<SB>-R</SB>)が500nm<λ<SB>-R</SB>≦560nmであり、?A少なくとも1つの前記マゼンタ発色する緑感層の分光感度分布の重心感度波長(λ<SB>G</SB>)とλ<SB>-R</SB>との差がλ<SB>G</SB>-λ<SB>-R</SB>≧5nmであり、かつ?Bλ<SB>-R</SB>を及ぼす少なくとも1つの感光性層が耐拡散性色素を形成するか、又は現像処理時に感光材料から溶出する色素を形成する現像液失活型タイミングDIRを含有する。
請求項(抜粋):
支持体上にそれぞれ少なくとも1層のシアン発色する赤感性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ発色する緑感性ハロゲン化銀乳剤層及びイエロー発色する青感性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、?@前記すべてのシアン発色する赤感性ハロゲン化銀乳剤層が500nm乃至600nmの範囲で他の層より受ける重層効果の大きさの分布の重心波長(λ<SB>-R</SB>)が500nm<λ<SB>-R</SB>≦560nmであり、?A少なくとも1つの前記マゼンタ発色する緑感性ハロゲン化銀乳剤層の分光感度分布の重心感度波長(λ<SB>G</SB>)とλ<SB>-R</SB>との差がλ<SB>G</SB>-λ<SB>-R</SB>≧5nmであり、かつ?Bλ<SB>-R</SB>を及ぼす少なくとも1つの感光性層に下記式(1)及び/または式(2)で表わされる化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。式(1) A<SB>1</SB>-(TIME)<SB>a</SB>-DI式(2) A<SB>2</SB>-(TIME)<SB>a</SB>-DI式中、A<SB>1</SB>は耐拡散性基を有し、芳香族第一級アミン現像薬の酸化体との反応により、(TIME)<SB>a</SB>-DIを離脱する基を表し、A<SB>2</SB>は耐拡散性基を有さず、芳香族第一級アミン現像薬の酸化体との反応により、(TIME)<SB>a</SB>-DIを離脱する基を表し、TIMEはAより離脱した後にDIを開裂するタイミング基を表し、DIは現像液に流出した後実質的に失活する現像抑制剤を表し、aは1または2を表す。aが2であるとき2個のTIMEは同じものまたは異なるものを表す。
IPC (4件):
G03C 7/32 ,  G03C 1/83 ,  G03C 7/20 ,  G03C 7/305
引用特許:
審査官引用 (2件)

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