特許
J-GLOBAL ID:200903009402044902

高強度高靭性ステンレス鋼帯およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-111741
公開番号(公開出願番号):特開平7-300654
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 引張強度1800N/mm2 以上の高強度を有しながら薄板の靭性指標であるエリクセン破断応力が1000N/mm2 以上をもつ高靭性ステンレス鋼帯を得る。【構成】 質量%において,C:0.10%以下(0%を含まず),Si: 1.0〜4.0%,Mn: 5.0%以下(0%を含まず),Ni: 4.0〜10.0%,Cr:12.0〜18.0%,Cu: 3.5%以下(無添加を含む),Mo: 1.0〜5.0 %,N: 0.15%以下(0%を含まず)を含み,C+N≧0.10%であってかつMd(N)= 580- 520×[%C] -2×[%Si]-16×[%Mn]-16×[%Cr]-23×[%Ni]- 300×[%N] -26×[%Cu]-10×[%Mo]と定義されるMd(N)の値が20〜100となるようにこれらの元素を含有し,残部がFeおよび製造上不可避的に混入してくる不純物からなるステンレス鋼帯であって,30〜80容積%の加工誘起マルテンサイト相が残留オーステナイト相中に混在した金属組織をもつ高強度高靭性ステンレス鋼帯。
請求項(抜粋):
質量%において,C :0.10%以下(0%を含まず),Si :1.0%〜4.0%,Mn :5.0%以下(0%を含まず),Ni :4.0%〜10.0%,Cr :12.0%〜18.0%,Mo :1.0%〜5.0%,N :0.15%以下(0%を含まず),を含み,C+N≧0.10%を満足し,かつ,Md(N)= 580- 520×[%C] -2×[%Si]-16×[%Mn]-16×[%Cr]-23×[%Ni]- 300×[%N] -10×[%Mo]と定義されるMd(N)の値が20〜100となるようにこれらの元素を含有し,残部がFeおよび製造上不可避的に混入してくる不純物からなるステンレス鋼帯であって,30〜80容積%の加工誘起マルテンサイト相が残留オーステナイト相中に混在した金属組織をもつ高強度高靭性ステンレス鋼帯。
IPC (3件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (5件)
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