特許
J-GLOBAL ID:200903009428022052

空気制御バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136834
公開番号(公開出願番号):特開平9-317927
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 空気制御バルブにおいて、可動鉄心と固定鉄心を近接あるいは当接しにくくして、制御性の安定化と信頼性の向上をはかる。【解決手段】 可動鉄心71は、電磁吸引力とリターンスプリング70のバランスにより決まる可動鉄心71の停止位置が所定値を越えた領域で、ヨーク51に対する可動鉄心71の対向面が減少する外径形状に構成されている。そこで、可動鉄心71の所定値の停止位置では、可動鉄心71の大径部の外周面がヨーク51に対向し、磁束は規定の磁気通路を通過することになる。一方、可動鉄心71の所定値を越えた停止位置では、可動鉄心71の大径部と小径部とがヨーク51に対向し、ヨーク51に対向する可動鉄心71の大径部の外周面の面積が減少し、磁束は磁気通路を通過しにくくなり、電磁吸引力が減少する。
請求項(抜粋):
電流を印加することにより磁界を発生させる電磁コイルと、この電磁コイル内に収容された固定鉄心と、前記電磁コイルの外側に該電磁コイルを覆うように配設されて前記固定鉄心とともに磁気回路を構成するヨークと、前記電磁コイルによる電磁吸引力により前記固定鉄心に向かうように円筒部材内に摺動可能に配設された可動鉄心と、前記固定鉄心と前記可動鉄心との間に配設されて該可動鉄心を前記電磁吸引力と反対方向に付勢するリターンスプリングと、空気入口通路および空気出口通路が形成された流量制御バルブ本体と、前記空気入口通路と前記空気出口通路とを区画するように前記流量制御バルブ本体に配設され、該空気入口通路と該空気出口通路とを連通する空気流通部が設けられたバルブシートと、前記可動鉄心に摺動自在に配設され、前記空気流通部に接離して前記空気入口通路と前記空気出口通路との間の流通を開閉するバルブと、前記バルブを前記可動鉄心に対して前記バルブシートの方向に付勢するスプリングと、前記バルブの前記バルブシートの方向への移動量を規制するストッパとを備えた空気制御バルブにおいて、前記磁気回路は、前記電磁吸引力と前記リターンスプリングの付勢力との均衡により決まる前記可動鉄心の停止位置が所定値を越えた領域で、前記電磁吸引力が減少するように構成されていることを特徴とする空気制御バルブ。
IPC (3件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 310 ,  F16K 31/06 340
FI (3件):
F16K 31/06 305 J ,  F16K 31/06 310 D ,  F16K 31/06 340
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-039475
  • 比例流量制御バルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-301750   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開平3-223581
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