特許

J-GLOBAL ID：200903009428493918

Feイオンの溶出抑制作用が強化されたステンレス鋼酸洗仕上げ材及びその製造方法

発明者： 原田 和加大 ,  西川 光昭 ,  足立 俊郎 ,  名越 敏郎
出願人/特許権者： 日新製鋼株式会社
代理人 (1件)： 小倉 亘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-158902
公開番号（公開出願番号）：特開2000-345363
出願日： 1999年06月07日
公開日（公表日）： 2000年12月12日
要約：

【要約】【目的】 Feイオンの溶出により各種液体を汚染することがないステンレス鋼酸洗仕上げ材を提供する。【構成】 Fe濃度が30原子%以下に規制され、Crの酸化物又は水和物を主体とする不動態皮膜がステンレス鋼の表面に形成されている。有機酸を用いた酸洗・洗浄によりステンレス鋼表面にある不動態皮膜からFeを選択溶解させ、Fe濃度が30原子%以下でCrの酸化物又は水和物を主体とする不動態皮膜に改質することにより製造される。有機酸としては、クエン酸,マレイン酸,酒石酸,乳酸,リンゴ酸,コハク酸の1種又は2種以上が使用される。

請求項（抜粋）：

Fe濃度が30原子%以下に規制され、Crの酸化物又は水和物を主体とする不動態皮膜が表面に形成されていることを特徴とするFeイオンの溶出抑制作用が強化されたステンレス鋼酸洗仕上げ材。

Fターム (8件)：

4K026AA04 ,  4K026AA22 ,  4K026BA08 ,  4K026BB02 ,  4K026CA13 ,  4K026CA38 ,  4K026DA03 ,  4K026EA17

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 半導体製造装置用ステンレス鋼部材およびその表面処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-120374   出願人：日立金属株式会社
• 特開昭49-109226