特許
J-GLOBAL ID:200903009430367733

自動ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-230412
公開番号(公開出願番号):特開平8-072701
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 制御弁24のサーボモータ44(アクチエータ)を小型化する。【構成】 自動ブレーキ装置を作動させるときには、サーボモータ44を所要量だけ時計方向に回転させる。これにより、プランジャ43が上昇されて、真空弁58が閉鎖される一方、大気弁57が開放される。そのため、制御圧室47に大気が導入され、さらにその大気は導管23を介してベローズ室A’にも導入される。したがって、ブレーキペダルを踏み込むことなくタンデムブレーキ倍力装置1を作動させることができる。このとき、制御圧室52内の大気と負圧室47内の負圧との間に差圧が生じてピストン42が上方に移動され、上記差圧による付勢力とばね49の弾撥力とがバランスした時点で、真空弁58および大気弁57がともに閉鎖されて、ピストン42の移動が停止する。このようにして制御圧室48内にプランジャ43の移動量に応じた制御圧力を発生させることができる。
請求項(抜粋):
アクチエータを作動させた際に所要の制御圧力を発生させる制御弁と、上記制御弁と連通し、上記制御圧力が導入された際には、ブレーキペダルを操作することなく上記制御圧力の大きさに応じたブレーキ液圧を発生させるブレーキ倍力装置とを備えた自動ブレーキ装置において、上記制御弁を、ハウジングに摺動自在に設けられるとともに外周部に受圧部を形成した筒状のピストンと、上記ピストンを非作動位置に付勢するばねと、ハウジングに摺動自在に設けられ、かつ上記ピストンの内周部に摺動自在に嵌合させたプランジャと、上記プランジャと連動し、作動された際に該プランジャをハウジングに対して軸方向に所要量だけ相対移動させるアクチエータと、上記ピストンの受圧部の一側側に形成した負圧室と、上記ピストンの受圧部の他側側に形成されて上記制御圧力を生じさせる制御圧室と、上記負圧室に負圧を導入する第1負圧通路と、上記制御圧室をブレーキ倍力装置と連通させる第1変圧通路と、上記プランジャの端面に形成した環状の第1弁座と、この第1弁座の外周側となる上記ピストンの端面に形成した環状の第2弁座と、上記ピストンに形成されて一端が上記制御圧室に開口し、他端が上記両弁座と連通する空間に開口する第2変圧通路と、上記両弁座に対向させてハウジング内に設けられて、上記両弁座に向けて付勢されるとともに両弁座と接離する略円筒状の弁体とから構成し、さらに、上記弁体の内部空間と、上記第1弁座とそれに接触する弁体のシート部の位置とのいずれか一方に大気を供給し、他方に負圧を供給するように構成したことを特徴とする自動ブレーキ装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-292250
  • アンチスキッド制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-255795   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭62-194965
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-292250
  • アンチスキッド制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-255795   出願人:トヨタ自動車株式会社

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