特許
J-GLOBAL ID:200903009432838016
脱燐処理後のスラグの排滓性向上方法およびそれを用いた溶銑の脱燐処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-277169
公開番号(公開出願番号):特開2008-095139
出願日: 2006年10月11日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する場合であっても、効率的に脱燐を進行させ、安定した操業を可能とする溶銑の脱燐処理を行う。【解決手段】転炉形式の炉を用いて、実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する際に、脱燐処理後のCaOとSiO2の質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.5以上、3.5以下に、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を3質量%以上、15質量%以下にし、かつ脱燐処理後の溶銑鍋中の溶銑温度を1320°C以上、1380°C以下にするとともに、下記の(1)式で定義されるT.Mn原単位を溶銑1tあたり4kg以上とすることにより脱燐処理後のスラグの排滓性を向上させる。(1)T.Mn原単位(kg/t)=溶銑中のMn濃度(質量%)×10+脱燐炉内へのMn純分の投入量(kg/t)【選択図】図3
請求項(抜粋):
転炉形式の炉を用いて、実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理するに際し、
脱燐処理後のCaOとSiO2の質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.5以上、3.5以下に、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を3質量%以上、15質量%以下にし、かつ脱燐処理後の鍋中の溶銑温度を1320°C以上、1380°C以下にするとともに、下記の(1)式で定義されるT.Mn原単位を溶銑1tあたり4kg以上とすることを特徴とする脱燐処理後のスラグの排滓性向上方法。
T.Mn原単位(kg/t)=溶銑中のMn濃度(質量%)×10
+脱燐炉内へのMn純分の投入量(kg/t)・・・(1)
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (33件):
4K014AA03
, 4K014AB02
, 4K014AB03
, 4K014AC08
, 4K014AC14
, 4K014AC17
, 4K014AD14
, 4K014AD27
, 4K070AA01
, 4K070AB06
, 4K070AC02
, 4K070AC05
, 4K070AC06
, 4K070AC14
, 4K070BA07
, 4K070BB02
, 4K070BB05
, 4K070BB08
, 4K070BC01
, 4K070BC02
, 4K070BC11
, 4K070BD09
, 4K070BD10
, 4K070BD12
, 4K070BD13
, 4K070CF02
, 4K070EA02
, 4K070EA03
, 4K070EA04
, 4K070EA06
, 4K070EA07
, 4K070EA09
, 4K070EA18
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
溶銑の脱りん方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-002708
出願人:住友金属工業株式会社
-
低燐溶銑の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-142185
出願人:JFEスチール株式会社
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