特許
J-GLOBAL ID:200903009441581087
磁性金属体の探傷方法および装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083506
公開番号(公開出願番号):特開平9-274018
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 渦流探傷信号と漏洩磁束探傷信号の演算を行うことにより、微小欠陥の検出ができるようにする。【解決手段】 E型センサ12の中心のコイル12eにより漏洩磁束信号と渦流信号が検出される。コイル12eの出力を位相検波装置15およびバンドパスフィルタ16に通すことで、渦流探傷信号を得ることができる。また、コイル12eの出力を、適当なバンドパスフィルタ17に通すことで、漏洩磁束探傷信号を得ることができる。バンドパスフィルタ16、17の出力は、乗算器18で乗算される。判定回路19は、乗算器18の出力の大きさに応じて欠陥の有無と程度を判定する。乗算により、欠陥信号成分がノイズ成分に比して相対的に強められるので、微小な欠陥でもS/N比良く検出が可能である。
請求項(抜粋):
(1) 磁性金属体の検査部を磁化すると共に検査部に渦電流を発生させる工程、(2) 磁性金属体の欠陥から発生する漏洩磁束を磁気センサにより検出して漏洩磁束探傷信号を得る工程、(3) 渦電流が磁性金属体の欠陥により乱れることにより生ずる磁場を磁気センサにより検出して渦流検出信号を得、これを位相検波して渦流探傷信号を得る工程、(4) 少なくとも一つの測定条件における漏洩磁束探傷信号と少なくとも一つの測定条件における渦流探傷信号の、実質的に同一の検査部位から得られた信号波形同士に対し、当該複数の信号波形中に共通して存在する欠陥信号をノイズ信号に対して相対的に強調するような演算を含む信号処理を行って得られる複合探傷信号を用いて、磁性金属体の欠陥を検出する工程、を備えたことを特徴とする磁性金属体の探傷方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
前のページに戻る