特許
J-GLOBAL ID:200903009458088317

流路可変式ポンプおよび車両用冷却水温度制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008611
公開番号(公開出願番号):特開平8-200069
出願日: 1995年01月24日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 第1の目的は、冷却水の流れ方向を可変する電動ポンプ5の提供にあり、第2の目的は、その電動ポンプ5を用いて車両搭載性に優れる低コストな車両用冷却水温度制御システムを提供することにある。【構成】 エンジン停止後およびエンジン始動時に、エンジンと保温容器との間で冷却水と空気との入れ換えを行うために、エンジンと保温容器とを連絡する冷却水通路と空気抜き通路が設けられて、冷却水通路には電動ポンプ5が介在されている。電動ポンプ5は、冷却水通路に接続される外側ケーシング50に対して回転可能に保持された可変ケーシング51を有し、この可変ケーシング51に設けられたポンプ室51aにインペラ52が回転自在に収容されている。可変ケーシング51は、その回転位置によって外側ケーシング50の第1ポート50aと第2ポート50bに対する吸込口51bと吐出口51cとの連通位置が逆転するように設けられている。
請求項(抜粋):
流体の出入口を成す第1ポートと第2ポートを有し、前記第1ポートと前記第2ポートが回転方向に所定の位置関係で設けられた外側ケーシングと、この外側ケーシング内で回転可能に保持されて、内部にポンプ室を形成するとともに、このポンプ室に開口する吸込口および吐出口を有し、回転方向の第1位置で前記吸込口が前記第1ポートと連通して前記吐出口が前記第2ポートと連通し、回転方向の第2位置で前記吸込口が前記第2ポートと連通して前記吐出口が前記第1ポートと連通する可変ケーシングと、前記ポンプ室に回転可能に収容されて、一方向に回転することで前記吸込口から前記吐出口へ向かう流体の流れを発生するインペラと、このインペラを一方向に回転駆動するモータと、前記可変ケーシングを前記第1位置と前記第2位置との間で回転駆動するアクチュエータとを備えた流路可変式ポンプ。
IPC (6件):
F01P 7/14 ,  F01P 3/20 ,  F01P 5/10 ,  F01P 7/16 505 ,  F02N 17/06 ,  F04D 29/44
引用特許:
審査官引用 (2件)

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