特許
J-GLOBAL ID:200903009470977585

スノキ属植物の育苗方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 三枝 英二 ,  掛樋 悠路 ,  中野 睦子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-061967
公開番号(公開出願番号):特開2008-220242
出願日: 2007年03月12日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】マイクロプロパゲーション手法を用いたスノキ属植物の効率的な育苗方法を提供する。 【解決手段】スノキ属植物の茎頂点組織片を植物成長調節物質添加培地に着床し、密閉状態で組織培養して、多芽体を得る。得られた多芽体を気密状態から開放状態へと容器の換気を制御しながら、無菌または減菌下で増殖と健苗化を行う。健苗化された多芽体シュートから、一定長の挿し穂を採取、セルトレーに移植して、培養室環境で発根を誘導する。発根した苗木は、外気環境で本格的に順化する。本発明では、基本的に多芽体増殖工程の後段で無菌または減菌下開放環境に移行し、健苗化を行う。これにより、発根誘導工程までの効率化と健全な苗の育成をはかり、発根、順化工程への移行を容易にする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(1)スノキ属植物の茎頂部の組織片を閉鎖系内で、糖類、植物成長調節物質、及び支持体を含む培地で組織培養し、多芽体を誘導する工程、 (2)工程(1)で誘導された多芽体を、糖類、植物成長調節物質、及び支持体を含む培地に分割移植し、無菌または減菌下で、換気を制御しながら培養して、多芽体の増殖と健苗化を行う工程、 (3)工程(2)で健苗化された多芽体のシュートから挿し穂を採取し、これを培養土に挿し木し、培養室内環境で培養して、発根を誘導する工程、および (4)工程(3)で発根した苗を、外気環境で培養して順化する工程、 を含むスノキ属植物の育苗方法。
IPC (2件):
A01H 4/00 ,  A01G 1/00
FI (3件):
A01H4/00 ,  A01G1/00 301Z ,  A01G1/00 302A
Fターム (5件):
2B022AA01 ,  2B022AB20 ,  2B030AA03 ,  2B030AB03 ,  2B030CD15
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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