特許
J-GLOBAL ID:200903009514749887
膝関節診断支援方法及び装置並びにプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-279562
公開番号(公開出願番号):特開2008-093229
出願日: 2006年10月13日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】膝関節の診断を客観的に行うために、医師に対して、有効な定量的な診断情報を提供する診断支援方法・装置を提供することを目的とする。【解決手段】 X線画像データを、ノイズ除去をし、左足・右足の判定を行い、膝関節の診断のための参照領域を設定する。そして、大腿骨と脛骨との間隙において、軟骨の存在する領域を抽出する。そして、この領域の面積を出力するので、変形性膝関節症等の診断に寄与する客観的・定量的な判断材料を得ることが可能である。同様に、大腿骨と脛骨の側面を検出し、側面の中心曲線を得ると共にその中心曲線の回帰直線を得る。この回帰直線を、大腿骨軸及び脛骨軸と見なし、両者のなす角度を求めてFTAを算出する。従って、変形性膝関節症の診断に記御世する客観的な判断材料を得ることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
膝のX線画像データに基づき、膝の診断の支援を行う方法において、
前記X線画像データから、前記膝の軟骨の存在領域の上辺と下辺とを求める間隔検出ステップと、
前記X線画像データから、前記膝の軟骨の存在する左右方向の範囲を求め、この左右方向の範囲における、前記求めた上辺と下辺とによって囲まれた領域を軟骨の存在する領域と見なし、この領域の面積を取得する面積取得ステップと、
を含み、
前記間隔検出ステップは、
前記X線画像データにエッジ抽出処理を施し、膝関節の大腿骨の関節面を示す大腿骨エッジを前記上辺として検出するステップと、
前記X線画像データにエッジ抽出処理を施し、前記脛骨の関節面の後縁を示す後縁エッジを検出するステップと、
前記X線画像データに最大輝度抽出処理を施し、前記脛骨の関節面の前縁を示す前縁エッジを検出するステップと、
前記前縁エッジと前記後縁エッジとの中線を前記下辺として求めるステップと、
を含み、
前記面積取得ステップは、
前記下辺の回帰直線を求め、前記下辺がこの回帰直線より下方向に位置する範囲を、前記膝の軟骨の存在する左右方向の範囲として求め、この範囲における前記上辺と下辺とによって囲まれた領域の面積を求めることを特徴とする膝関節診断支援方法。
IPC (2件):
FI (3件):
A61B6/00 350D
, A61B6/00 350A
, G06T1/00 290A
Fターム (31件):
4C093AA26
, 4C093CA18
, 4C093DA10
, 4C093FD05
, 4C093FF16
, 4C093FF17
, 4C093FF21
, 4C093FF22
, 4C093FF23
, 4C093FF27
, 4C093FG13
, 4C093FG16
, 5B057AA08
, 5B057BA03
, 5B057CA08
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057CB08
, 5B057CB12
, 5B057CB16
, 5B057CE02
, 5B057DA08
, 5B057DA16
, 5B057DB02
, 5B057DB09
, 5B057DC03
, 5B057DC04
, 5B057DC06
, 5B057DC16
, 5B057DC22
, 5B057DC36
引用特許:
出願人引用 (3件)
審査官引用 (5件)
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