特許
J-GLOBAL ID:200903009549906578

センサレス同期モータの脱調防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 政雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-221167
公開番号(公開出願番号):特開平11-055994
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 従来はモータの転流タイミング検出をモータ誘起電圧を検出し、各相それぞれ上下両トランジスタの休止区間を必要としから、モータへの出力電圧が小、高速時のモータ最大出力トルクも小、転流タインミングの調整も休止区間範囲内に限定され、出力トルクの対応範囲が狭く負荷変動に弱く、それらを解決するセンサレス同期モータの脱調防止方法を提供する。【解決手段】 電圧検出器7からの同期モータへの出力電圧と電流検出器5,6による同期モータからの誘起電圧との位相差を検出する位相差検出手段と、演算手段3と、固定子10〜12とから構成されたセンサレス同期モータの駆動装置において、位相差検出手段による検出値の変化率から、同期モータへの出力電圧周波数と同期モータ回転速度との差を演算装置3により算出し、同期モータへの出力電圧周波数をこの算出した差分に比例した周波数分だけ、演算装置3により制御変更する。
請求項(抜粋):
直流電源と該直流電源の正極側に接続された半導体スイッチング素子及び負極側に接続された半導体スイッチング素子と、これらの両半導体スイッチング素子を直列に接続した上で接続点を駆動する同期モータの出力端子とし、それらを3相分として3対揃え、かつ前記直流電源の電圧検出器と前記同期モータのモータ電流検出器によって同期モータへの出力電圧と同期モータからの誘起電圧との位相差を検出する位相差検出手段と、演算手段とを備えた、複数極の磁石を有する回転子と3相Y結線に接続された電機子コイルを有する固定子とから構成されたセンサレス同期モータの駆動装置の脱調防止方法において、前記位相差検出手段による検出値の変化率から、前記同期モータへの出力電圧周波数と前記同期モータ回転速度との差を前記演算手段により算出し、前記同期モータへの出力電圧周波数をこの算出した差分に比例した周波数分だけ、前記演算手段により制御変更することを特徴とするセンサレス同期モータの脱調防止方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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