特許
J-GLOBAL ID:200903009553468224
衝撃特性に優れた高炭素鋼部材及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小倉 亘
, 岡田 萬里
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-246945
公開番号(公開出願番号):特開2006-063384
出願日: 2004年08月26日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】 硬さ:600〜900HVを維持しながらも、衝撃値:25J/cm2以上と優れた衝撃特性を呈する高炭素鋼部材を提供する。【解決手段】 C:0.60〜1.30質量%,Si:1.0質量%以下,Mn:0.2〜1.5質量%,P:0.02質量%以下,S:0.02質量%以下,必要に応じNi:1.8質量%以下,Cr:2.0質量%以下,V:0.5質量%以下,Mo:0.5質量%以下,Nb:0.3質量%以下,Ti:0.3質量%以下,B:0.01質量%以下,Ca:0.01質量%以下の一種又は二種以上を含む高炭素鋼であり、焼入れ・焼戻し後のマトリックスに、式(1)を満足する体積率Vf(体積%)で未溶解炭化物が残存し、粒径:1.0μm以上の未溶解炭化物が観察面積:100μm2当り2個以下に規制されている。平均短軸長さ:0.3〜1.1μmの炭化物が分散した鋼材を出発材料に使用し、760〜850°Cの温度域に3〜30分保持する溶体化→室温〜200°Cの冷却媒体で急冷する焼入れ→150〜350°Cの温度域に10〜180分保持する焼入れ・焼戻し熱処理により製造される。 8.5<15.3×C%-Vf<10.0 ・・・・(1)【選択図】 なし
請求項(抜粋):
C:0.60〜1.30質量%,Si:1.0質量%以下,Mn:0.2〜1.5質量%,P:0.02質量%以下,S:0.02質量%以下,Fe:実質的に残部の組成をもち、焼入れ・焼戻し後のマトリックスに、式(1)を満足する体積率Vf(体積%)で未溶解炭化物が残存し、粒径:1.0μm以上の未溶解炭化物が観察面積:100μm2当り2個以下に規制されていることを特徴とする衝撃特性に優れた高炭素鋼部材。
8.5<15.3×C%-Vf<10.0 ・・・・(1)
IPC (4件):
C22C 38/00
, C21D 6/00
, C22C 38/04
, C22C 38/54
FI (4件):
C22C38/00 301H
, C21D6/00 W
, C22C38/04
, C22C38/54
Fターム (24件):
4K037EA02
, 4K037EA07
, 4K037EA08
, 4K037EA09
, 4K037EA11
, 4K037EA15
, 4K037EA17
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EB06
, 4K037EB09
, 4K037FC04
, 4K037FE02
, 4K037FF02
, 4K037FG01
, 4K037FG03
, 4K037FJ04
, 4K037FJ05
, 4K037FM04
引用特許:
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