特許
J-GLOBAL ID:200903009558091960

親水性部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 有 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-095014
公開番号(公開出願番号):特開2000-226234
出願日: 1999年04月01日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 洗浄後の親水性の回復が極めて短時間のうちになされ、しかも回復した親水性の持続効果が高い親水性部材を提供する。【解決手段】 基材としてのガラス板1の表面に酸化錫(SnO2)膜2を形成し、この酸化錫膜(SnO2)2の表面にオーバーコート層として酸化珪素(SiO2)膜3を形成している。ガラス板1としてはSiO2を主成分としたソーダガラスとし、酸化錫膜(SnO2)2は例えばCVD法にて形成され、その厚みは10〜800nmで、表面の表面平均粗さ(Ra)は0.5〜25nmになっている。また、酸化珪素(SiO2)膜3はスパッタリングにて形成され、その厚みは0.1〜100nmとされている。そして、酸化珪素(SiO2)膜3は前記酸化錫膜(SnO2)2の上に形成されるので、酸化錫膜(SnO2)2の凹凸がそのまま転写され、酸化珪素(SiO2)膜3の表面の表面平均粗さ(Ra)も0.5〜25nmになっている。
請求項(抜粋):
基材表面に直接若しくはアルカリ遮断用の下地膜を介して酸化錫層が形成され、この酸化錫層の表面にオーバーコート層が形成された親水性部材であって、前記オーバーコート層は酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化セリウム及び酸化チタンから選択される少なくとも1種からなり、且つ最表面の表面平均粗さ(Ra)が0.5〜25nmであることを特徴とする親水性部材。
IPC (4件):
C03C 17/34 ,  B32B 3/30 ,  B32B 9/00 ,  C04B 41/89
FI (4件):
C03C 17/34 Z ,  B32B 3/30 ,  B32B 9/00 A ,  C04B 41/89 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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